5号館を出て

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美唄の山奥に生きている巨石芸術

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 連休なので連休らしいこともせねば、という声に誘われてドライブに連れて行ってもらいました。あの自転車ナビは車に持ち込むと、きちんとカーナビとして機能してくれます。(ただし、電池の持ちが問題ということがわかりました。何らかの対策が必要です。)上の写真は目的地である美唄付近から日本海側を仰ぎ見た時に見える高峰連山です。
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 こうしてナビの地図を見てみると、滝川の近くまで行っていました。他人さまの運転だと気楽なものです。

 主なる目的地は、こちらでした。右端の行き止まりになっているところです。
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 航空写真では、幼稚園となっているところです。
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 ここには、北海道の人ならば知る人ぞ知る、超有名な野外彫刻公園「アルテピアッツァ美唄」があるのです。

 着くなり、こんな掲示に脅されました。
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 そのせいで裏山のクマザサに覆われた地域に入るときにはクマよけの鈴まで貸してもらいました。
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 まあ、そんなこんなもあったのですが、今までにも札幌駅北海道知事公館などでお目にかかっている、安田侃のオブジェをたっぷりと堪能させてもらいました。

 いろいろと感じることはあったのですが、その圧倒的な存在感と撮す人すべてを芸術家に気分にさせてしまうその作品には言葉を失いました。いくつかをごらんください。

 まずは、駐車場から入って最初に目に入ってくるオブジェ。札幌駅のものと形は似ていますが、色が違います。
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 続いてこのオブジェのそばにある体育館の中にはいりました。不思議な卵と、外に見える先ほどのオブジェです。
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 体育館の中で。
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 唐松林の中で。
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 こちらはかなり有名なものだと思いますが、校庭に作られた水路と組み合わされたオブジェです。
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 作品だけでも素晴らしいし、そこに人や風景が入り込んでもまた素晴らしく、環境そのものも作品の一部にしている彼の作品は、それぞれの人に見られる瞬間まで完成しないとともに、無限の可能性を持ったものだということがとてもよく味わえる場所でした。

 ほかにもいろいろ写真を撮ったのですが、またの機会にということで・・・。
Commented by kitanomizube at 2010-05-03 04:55
おはようございます
アルテピアッツァ美唄、良いですよね。
クマが出たのは知らなかったのですが(^_^;)
けっこうお気に入りの場所です
トラックバックさせていただきました
Commented by ぢゅにあ at 2010-05-03 08:31 x
夏の夕べには校舎でジャズコンサートなんかもやってるそうです。
オシャレすぎ!
Commented by stochinai at 2010-05-04 10:04
 お二方、コメント・TBありがとうございます。アルテピアッツァにはディープなファンが多そうですね。あの地の利の悪さが逆に「聖地」を保護しているのかもしれません。細く・長く続いてくれることを願わずにはいられません。
by stochinai | 2010-05-02 23:44 | 札幌・北海道 | Comments(3)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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