5号館を出て

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意外と楽しい浴室みがき

 最近は聞かなくなりましたが、一頃お風呂掃除用のスプレー式洗剤で、「こすらずにカビを根こそぎ」とか「こすらないでね」とかいうキャッチフレーズのものがはやったことがありました。こすらずにきれいになるのなら、こんなに楽なことはないということで、結構愛用していたのですが、こすらずにきれいにしようとすると、大量の洗剤を頻繁に使用しなければならないだけではなく、スプレーをしてから放置することで意外と時間が必要なものです。

 ところが、ある日思い立ってこすってみると、意外なほど簡単にそして短時間でさらに洗剤の量もずっとすくなくきれいになることを発見してしまいました。
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 (C)photoXpress

 もちろんこの写真は我が家の浴室ではなく、イメージだけお借りしたものです。我が家の浴室は一坪ほどのユニットバスで小さなものですが、浴槽に湯をはって、浴室内全体に湯気がまわり温度も高くなり、入浴がすんであちこちにお湯のしぶきが飛び散った後、つまりお湯を抜く時が、お風呂掃除に最適な時です。

 私はぬるいお湯が好きなので、いつも最後に入って長湯をするのですが、その時に浴室のあちこちを眺めて、今日はどこを集中的に「攻めようか」と考えます。作戦が決まったら、お湯を抜きながらおもむろに壁みがきにとりかかります。

 最近は、お風呂に入る度に掃除をしていますので、時々は天井を含めた壁の大掃除もしますが、壁に関して磨くのは通常、胸の高さよりも低い部分だけで十分です。湯船のまわりの壁から、シャワー付きの湯水混合栓そして鏡を含めた洗い場の壁と床を磨いていると、湯船のお湯がなくなりますので、最後に湯船の内側を磨いて一件落着。だいたい、この時間は5-10分だと思います。

 その後、自分もシャワーを浴びながらからだにはねた洗剤とともに浴室全体の洗剤を洗い流して終了です。

 これをするようになってから、お風呂というものはホテルでなくても、こんなにピカピカしているものなのかと毎回感心しています。

 というわけで、たった5分か10分の掃除で、意外なほどの充実感が味わえますので、是非とも皆さまも湯船につかる度にお風呂洗いをすることをおすすめします。

 洗剤の使用量もぐっと減りますし、お風呂場が光っているのは見る度にいい気分です。

 ただ、お風呂に入った後に一仕事をするので、湯上がりにかく汗がちょっと多くなってしまうのが「難点」といえば難点かもしれません。
by stochinai | 2010-05-07 20:51 | その他 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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