5号館を出て

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北海道大学卒業生のための無料メールサービス

 前から噂は聞いていたのですが、先月末から受付が開始されていたようです。今朝の朝日新聞に載っていた道内大学紹介特集広告に出ていました。

 @Frontier アットフロンティア
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 さすが国立大学法人が主催するサービスだけあって、いきなり徹底した規約を見せつけられてしまいました。。

 北海道大学卒業生向けインターネットサービス利用規約
第1条 目的
 北海道大学(以下「本学」という。)が提供する本学の卒業生向けインターネットサービス「@Frontier」(アットフロンティア)(以下「本サービス」という。)は,生涯利用可能なメール送受信サービスをはじめとする各種機能を提供することにより,本学からの情報発信及び卒業生同士の情報交換を通じて,本学卒業生と本学,及び卒業生同士を結びつける強い絆を築くための機会を付与しようとするものです。

第2条 利用者
 本サービスの利用者は,本学を卒業又は修了した者であり,かつ,第3条に定める登録を受けている者とします(以下「利用者」という。)。

第3条 登録
1 利用者が本サービスの利用を開始する際は,必要事項を登録するものとします。

・・・

第7条 利用料金
 本サービスへの登録及び利用は無料です。
 提供されるサービスは、現時点ではメールの他に、アドレス帳、ユーザ検索、メルマガ配信などということですが、基本的にはメールサーバーを貸してもらえるというところがポイントで、一生無料で使える hokudai.ac.jp のついたメールアドレスがもらえるのは北大卒業生としてはうれしいことだと思います。

 早速、登録してみました。
新規登録申請受付を開始しました
2010年6月より、既に北大をご卒業されている皆様からの新規登録申請受付を開始しました。学士・修士・博士いずれかの課程を卒業・修了された方は、どなたでもご利用可能です。新規登録申請フォームからお申し込みください。
 氏名、生年月日、卒業(修了)課程、卒業(修了)年度、卒業(修了)学部/学院/研究科・学科/専攻にアカウウント通知書送付先(メールアドレスまたは住所)を書くのは、大学で卒業生名簿と照合する必要から仕方がないところでしょう。

 大学がこのようなサービスを始めた理由を考えてみると、単なる卒業生へのサービスではない気配が見え隠れします。おそらく、その一つは同窓生のメールアドレスの把握に違いありません。卒業生の大学への帰属意識をかき立てることができれば、大学組織の急速な変化によって自分の出身講座や学科、学部や大学院すらなくなってしまい、現在ではほとんど消滅状態であると言われている「同窓会」を復活させることができれば、大学への寄付のお願いもしやすくなるというものでしょう。

 そのための第一歩として、北大のメールアカウントの無料配布は確かに悪くないアイディアだと思いましたし、だからこそ私はすぐに申し込んだのですが、なんとアカウント配布までに「数週間」かかるかもしれないというメッセージが出て、いきなりテンションが下がってしまいました。

 やっぱり国立大学法人のすることって、「顧客」を満足させるためのサービスの仕方がわかっていない「武士の商法」になっているのではないかと、心配になってしまいました。

 大丈夫ですかねえ。

 いちおう、すべてのサービスを携帯電話端末で利用可能にしたという努力は買いますが・・・。
北海道大学卒業生のための無料メールサービス_c0025115_2155229.jpg

Commented at 2010-07-06 21:20 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by stochinai | 2010-07-06 21:06 | 大学・高等教育 | Comments(1)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai