2010年 08月 15日
iPadの特徴を最大限に生かした無料の「世界遺産写真集」
またまたiPadを買う人が増えること請け合いのアプリが登場しました。UNESCOの肝いりで、クオリティはきわめて高いものです。
世界遺産 Fotopedia Heritage: an endless visual journey

いちおう、iPhone (iPod touch)でも利用可能となっていますが、せっかくの1024x768という高画質の画像はやはりiPadで見るのが良いと思います。
iTunes storeから無料でダウンロードできます。
今日は私が使ってみて、びっくりしたとおりのご報告と紹介をさせていただきます。
アプリを起動すると、おそらく最初の画面はその日によって違うのかもしれません。ある意味では「有名な」世界遺産の画像が1ページ目になっています。そのままページをめくっていくと、次々と様々な世界遺産の美しい写真が表示され続けて終わることはありません。説明によると、3000カ所の世界遺産の写真が20000枚あるということですので、何時間見ていても終わることはないでしょう。
いい加減で疲れてきたあたりで、懐かしい清水寺の写真が出てきましたので、一休みしていろいろな機能を探検して見ました。

まずは、もっとも直感的にわかる写真の上に出てくるファイルメニューの右端にある地球のマークをタッチしてみます。するとたくさんのピンがささった世界地図が出てきます。

日本のところにKiyomizu-deraも表示されています。これはGoogleMapのようなので、日本のところを指の操作で拡大してみます。

最初は2つくらいしか見えなかった日本にも12個のピンが刺さっていることがわかります。京都の地図も拡大できます。

写真に戻って下の方を見ると、清水寺を写した写真が全部で13枚あることがわかります。そこをタッチしてみると、次々と清水寺の写真が出てきます。

さらに、清水寺を含む京都の写真が50枚あることもわかります。いちいちページをめくるのが面倒くさいという時には、サムネールを表示させ、そこから選択することもできます。

というわけで、世界遺産を中心にその周辺を写真を見ながら「歩き回る」ことができるというわけです。
さらに、写真にはUNESCOの公式説明文とウィキペディアの説明文を表示させることもでき、親切なことこの上もありません。

なんと、その下にはご親切に旅行のアドバイスへのリンクまであります。
タッチしてみると、英語のガイドページが出てきます。

これは、おそらくスポンサーになってもらっているのでしょう。世界各国の言語で表示が可能で、もちろん日本語もあります。

ただ、残念なことに、iPadのSafariではこのページの表示が不完全のようです。
というわけで、同じことが世界中にある世界遺産で可能になっているようですので、これは世界遺産を実際に旅する人にも、実際には行けなくても写真だけで楽しみたいという人にも、膨大な楽しみと情報を与えてくれるものになっているすごいキラーアプリだと思いました。
残念なことに知床の情報はそれほど多くはありませんでしたが、写真は今後もFotopediaと連動して増えるでしょうし、「今後、ほぼ1ヶ月毎に新たな写真集を刊行していく予定もあるそうだ。次号は国立公園の写真集を予定しているのだとのこと」です。
こちらに解説者自身のビデオ解説付きの記事がありますので、是非ごらんください。
Fotopedia、iPad向けに「さまざまな情報にリンクする写真集」を刊行(ビデオデモあり)
「紙の本をコンピューターで見るだけといういわゆる電子書籍」を越えた「電子出版」というものの良い例を見せてもらったような気がします。今後は、こうしたダイナミックな電子出版が次々と出てくるのでしょう。
それにしても、この業界では無料のものほどスゴイという傾向がありますね。
世界遺産 Fotopedia Heritage: an endless visual journey

iTunes storeから無料でダウンロードできます。
今日は私が使ってみて、びっくりしたとおりのご報告と紹介をさせていただきます。
アプリを起動すると、おそらく最初の画面はその日によって違うのかもしれません。ある意味では「有名な」世界遺産の画像が1ページ目になっています。そのままページをめくっていくと、次々と様々な世界遺産の美しい写真が表示され続けて終わることはありません。説明によると、3000カ所の世界遺産の写真が20000枚あるということですので、何時間見ていても終わることはないでしょう。
いい加減で疲れてきたあたりで、懐かしい清水寺の写真が出てきましたので、一休みしていろいろな機能を探検して見ました。

まずは、もっとも直感的にわかる写真の上に出てくるファイルメニューの右端にある地球のマークをタッチしてみます。するとたくさんのピンがささった世界地図が出てきます。





さらに、写真にはUNESCOの公式説明文とウィキペディアの説明文を表示させることもでき、親切なことこの上もありません。

タッチしてみると、英語のガイドページが出てきます。


というわけで、同じことが世界中にある世界遺産で可能になっているようですので、これは世界遺産を実際に旅する人にも、実際には行けなくても写真だけで楽しみたいという人にも、膨大な楽しみと情報を与えてくれるものになっているすごいキラーアプリだと思いました。
残念なことに知床の情報はそれほど多くはありませんでしたが、写真は今後もFotopediaと連動して増えるでしょうし、「今後、ほぼ1ヶ月毎に新たな写真集を刊行していく予定もあるそうだ。次号は国立公園の写真集を予定しているのだとのこと」です。
こちらに解説者自身のビデオ解説付きの記事がありますので、是非ごらんください。
Fotopedia、iPad向けに「さまざまな情報にリンクする写真集」を刊行(ビデオデモあり)
「紙の本をコンピューターで見るだけといういわゆる電子書籍」を越えた「電子出版」というものの良い例を見せてもらったような気がします。今後は、こうしたダイナミックな電子出版が次々と出てくるのでしょう。
それにしても、この業界では無料のものほどスゴイという傾向がありますね。
by stochinai
| 2010-08-15 23:48
| コンピューター・ネット
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