2010年 10月 10日
我が青春のウイスキー
最近、トリスウイスキーをやたらに目にすることが多くなりました。トリスウイスキーというと、私が物心ついたころに、サントリーウイスキーを飲むほどのお金がないお父さんたちが飲むウイスキーとして有名なものでした。安酒なので、サントリーが作って売っているものなのに、サントリーという名前をつけることがはばかられたということで、サンをとってトリスという名前にしたのだと聞いたことがあります。いずれにせよ、その頃(1960年代)には場末にトリスウイスキーを専門に飲ませる「トリス・バー」というものがたくさんあり、北大の銀杏並木を出たあたりにもあったと記憶しています。
いずれにせよ、安い酒だとおもっていたトリスが最近のハイボールブームで復活してきたようなのですが、店頭で見るトリスの値段を見てびっくりしました。普通の700mlビンが1000円以上するのです。つまり、同じサントリーのホワイトやニッカのブラックといったワンランク上だと思っていたものと同じかそれ以上の値段が付いているのです。トリスはいつからランクが上がったのでしょうか。
昔からなんとなくウイスキーが好きだったのですが、値段が高いのでオールドなどには手が出せず、安酒を放浪して今日に至っています。私が大学生になったころには、すでにトリスはあまり見られなくなっていましたので、学生時代のコンパに出てくるウイスキーと言えば、ハイニッカかサントリーレッドという、まあトリスに比べるとワンランク上のウイスキーでした。それでも、悪酔いするための酒という記憶しかないのがなんとも寂しいことです。
最近、昔の広告を発掘してくれるブログを見つけ、愛読させていただいています。
昭和之雜誌廣告・ナツカシモノ 唯一無二之雜誌廣告世界
今日は、昔のサントリーの広告が出ていたので、懐かしくなりこのテーマに決めました。

真ん中にあるのが、レッドで左にトリス、さらに右には赤玉ポートワインが並んでします。当時、ほとんど本格的ワインを飲むなどと言う文化がまだなかった日本で、ワインと言えばこのポートワインくらいしかなかったような気がしますが、今から考えるととてもワインとは呼べる代物ではなかったのではなく、「葡萄酒」と呼ばれていたようにも思います。
トリスですが、640mlビンの値段が340円となっています。税額が変わっているので一概に言えないのかもしれませんが、その隣にあるレッドは720mlで500円です。ハイニッカはどうかというと、同じブログの中にこんな写真を見つけました。

量は書いてありませんが、レッドと同じ500円で、レッドとハイニッカが競合商品であったことがわかります。
私が自分のお金でウイスキーを買うようになったのは、大学院生になってからですが、さすがにレッドやハイニッカはいくら安いといっても飲みにくくて敬遠していました。というわけで、その頃飲んでいたのがもっぱらサントリーホワイトでした。

840円ですね。値段と味の兼ね合いから貧乏な私としては、これに落ち着いたのだと思います。
特にお金持ちになったというわけではないのですが、年齢が上がって来た15年くらい前に、サントリーホワイトからブラックニッカにチェンジしました。特になにかきっかけがあったというわけではないのですが、今から考えるとようやく「ウイスキーの味」がわかるようになってきたということなのかもしれません。

1960-70年代にはちょっとだけサントリーホワイトよりも高かったブラックニッカを飲み慣れると、ホワイトには戻れなくなってしまいました。ちなみに、このポスターに出ているホワイトニッカは最近は見なくなりましたね。
というわけで、懐かしのウイスキーポスター展覧会になってしまいましたが、トリスの値段が高くなっていることの謎はまだ解けていません。
それはさておき、ウイスキーの銘柄が決まってしまうと、大きなビンで買うのがお得です。いろいろな大きさのビンが販売されているのですが、私は最近はこちらの右端に並んでいるペットボトルで購入することが多くなっています(笑)。

えっ、飲み方ですか?もっぱら、オン・ザ・ロックです。
【追記】 若い方は、「トリスを飲んでハワイに行こう」なんぞというキャッチフレーズは、もちろんご存じないんでしょうね。
いずれにせよ、安い酒だとおもっていたトリスが最近のハイボールブームで復活してきたようなのですが、店頭で見るトリスの値段を見てびっくりしました。普通の700mlビンが1000円以上するのです。つまり、同じサントリーのホワイトやニッカのブラックといったワンランク上だと思っていたものと同じかそれ以上の値段が付いているのです。トリスはいつからランクが上がったのでしょうか。
昔からなんとなくウイスキーが好きだったのですが、値段が高いのでオールドなどには手が出せず、安酒を放浪して今日に至っています。私が大学生になったころには、すでにトリスはあまり見られなくなっていましたので、学生時代のコンパに出てくるウイスキーと言えば、ハイニッカかサントリーレッドという、まあトリスに比べるとワンランク上のウイスキーでした。それでも、悪酔いするための酒という記憶しかないのがなんとも寂しいことです。
最近、昔の広告を発掘してくれるブログを見つけ、愛読させていただいています。
昭和之雜誌廣告・ナツカシモノ 唯一無二之雜誌廣告世界
今日は、昔のサントリーの広告が出ていたので、懐かしくなりこのテーマに決めました。

トリスですが、640mlビンの値段が340円となっています。税額が変わっているので一概に言えないのかもしれませんが、その隣にあるレッドは720mlで500円です。ハイニッカはどうかというと、同じブログの中にこんな写真を見つけました。

私が自分のお金でウイスキーを買うようになったのは、大学院生になってからですが、さすがにレッドやハイニッカはいくら安いといっても飲みにくくて敬遠していました。というわけで、その頃飲んでいたのがもっぱらサントリーホワイトでした。

特にお金持ちになったというわけではないのですが、年齢が上がって来た15年くらい前に、サントリーホワイトからブラックニッカにチェンジしました。特になにかきっかけがあったというわけではないのですが、今から考えるとようやく「ウイスキーの味」がわかるようになってきたということなのかもしれません。

というわけで、懐かしのウイスキーポスター展覧会になってしまいましたが、トリスの値段が高くなっていることの謎はまだ解けていません。
それはさておき、ウイスキーの銘柄が決まってしまうと、大きなビンで買うのがお得です。いろいろな大きさのビンが販売されているのですが、私は最近はこちらの右端に並んでいるペットボトルで購入することが多くなっています(笑)。

【追記】 若い方は、「トリスを飲んでハワイに行こう」なんぞというキャッチフレーズは、もちろんご存じないんでしょうね。
「トリスを飲んでハワイに行こう」、聞いたことありますよ。まだハワイ旅行が夢の夢だった頃ですね。
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昔のコマーシャルの話は、同じ時代を生きてきたかどうかを確認する(要するに年齢を知る)のに、とても便利だといつも思います(^^;)。

おお、最近ウィスキー飲んでないです。
私の時代はニッカといえばモルツでした。
そういえばトリスポスターにあるピンク顔のおじさんの人形が我が家にあったのを覚えてます。懐かしい!
いまはウィスキーにもペットボトルがあるんですね〜。びっくりです。
私の時代はニッカといえばモルツでした。
そういえばトリスポスターにあるピンク顔のおじさんの人形が我が家にあったのを覚えてます。懐かしい!
いまはウィスキーにもペットボトルがあるんですね〜。びっくりです。

高いトリス、先日、近所のスーパーで見かけました。Extra ってありましたね。「おっトリスのラベルが変わったのか」、と値段を見て、ビックリでした。結構昔(10年以上前)から、安いウイスキー(レッドとか)をソーダで割ってごまかして飲んでいたので、近年のハイボールブームはビックリです(4Lペットボトルのブラックニッカにも)。

ブラックニッカならクリアブレンドでなくぜひスペシャルを飲んでください・・・
スペシャルをおいている酒屋さんがあまりないので、実は飲んだことがありません。(ちょっと高いですが^^;)今度、ぜひトライしてみたいと思います。
by stochinai
| 2010-10-10 23:18
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