5号館を出て

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総長選挙対抗馬なし

 今日、午前10時頃全教職員に向けてメールが来ました。

 [事務・通知]【通知】次期総長候補者の選考に係る公示について

 「次期総長候補者の選考にあたり公示が出たのでお知らせします」という内容で、その公示はこちらにありますが、学外からも見られるかどうかは不明ですので、こちらに再掲いたします。
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 例年だと、複数の総長候補者が出て、「立ち会い演説会」のような「公開質疑」があったような気がするのですが、この公示によればどうやら候補者が1名しか出なかったので、いつもとは異なった決定プロセスになるというようなことのようです。

 メールにも、「なお,一次候補者が1名でありましたことから,学内の教職員の投票による意向聴取は行わないこととなりましましたので,念のため申し添えます」と書いてあり、いつもなら行うはずの「意向投票」もないということのようです。

 北大の総長がどのように選ばれるかを示したフローチャートがあります。
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 これによれば、公示があってから「公開質疑」の後、「意向投票」があって、それを参考にして選考会議が候補者を決定するという流れになります。

 というわけで本来ならば、行われるはずの投票がないので、公開質疑もないまま、選考会議が行われるとのことです。

 日程の訂正も出ています。
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 というわけで、我々下々の教職員はまったくノータッチで次期総長が決まることが決まりました。

 もちろん本学では、現総長が何か失政をしたとか、問題を起こしたとかいうことはないので、たとえもし対抗馬が出たとしても現総長が再選されるという可能性が極めて高いものと思われますが、もともと我々のような大学構成員が参加意識を持ちにくい国立大学法人の学長・総長選挙がさらにあれよあれよというままに行われてしまうということになり、ますます総長というものは我々の意向とは関係なく選ばれるものだという感覚になってしまいます。

 これでは、30日に行われる候補者と選考会議委員との質疑応答が、たとえ学内に動画配信されたとしても見る人が少なさそうです。

 大学という組織の一体性を作るためには、学長選などはある程度盛り上がりを意識した「お祭り」にしたほうがいいと思うのですが、そのあたりのことをいわゆる大学執行部などはどのように考えているのでしょうか。
by stochinai | 2010-11-17 19:38 | 大学・高等教育 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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