2011年 10月 01日
不安定な天気 博物館「チョウとガの世界」展明日まで
朝から激しい雨が降ったり,突然日が照ったりと,非常に不安定な天気が続いています。激しい雨をカメラに収めようと何度か挑戦したのですが,なかなかむずかしいものです。これなら少しはおわかりいただけるでしょうか。

晴れ間を狙って大学へ行きましたが,途中で何度かにわか雨に襲われました。とりあえず,大学へ着いたらまた晴れです。

その後も降ったりやんだりを繰り返しながら,だんだんと晴れ間が多くなってきたので,頃合いを見計らって,外へ。

5号館を出たところです。手前にベゴニア,向こうにはナナカマドとカエデ?

ナナカマドの実は色づいています。
生協の中央食堂の裏にたくさん実がなっている木があります。

なんでしょう。ちょっと近づいてみると,こんなふうです。

さらに近づいてみると,実はうすいヒラヒラしたもので中央に種と思しきものが1個ずつ入ったものが,大きな束になっています。

どうやらシンジュの木のようです。そういえば中学生の頃,この木を食べるシンジュサンという大きなガを育てた記憶が蘇ってきました。
文系校舎の方へ歩いていくと,また雨。

でも,すぐに上がりました。

そういえば総合博物館ではチョウとガの仲間(Lepidoptera)の展覧会をやっていたはずです。

あぶない,あぶない。

明日が最終日ではないですか。
天気が悪いせいと,閉館間近というせいで,お客さんが少なくのんびりと見て回れました。

いかにも昆虫標本という感じのケースがこれでもかこれでもかと並んでします。

もちろん貴重なチョウの標本も惜しげもなく並べられています。
3階の展示室では,北大関係者のコレクションが展示されていました。

私にとって,今年亡くなられた茅野春雄先生の標本は,胸に迫るものがありました。
あまりゆっくりと眺めている時間もなかったのですが,チョウやガには「なんでこんな模様が!」というようなものがたくさんあります。そんな中でも,あまりにもすごい目の模様に舌を巻きました。

「昆虫採集」という言葉は生物学が「科学」ではないことを揶揄するものとして使われたこともありますが,今はこういう目玉模様が進化してきた謎が,その理由と共に遺伝子レベルで解かれつつあるというすごい時代になってきています。
だからといって,昆虫少年たちはとりあえずそんなことはお構いなしに昆虫ネットを振り回し続けることでしょう。




生協の中央食堂の裏にたくさん実がなっている木があります。



文系校舎の方へ歩いていくと,また雨。




天気が悪いせいと,閉館間近というせいで,お客さんが少なくのんびりと見て回れました。


3階の展示室では,北大関係者のコレクションが展示されていました。

あまりゆっくりと眺めている時間もなかったのですが,チョウやガには「なんでこんな模様が!」というようなものがたくさんあります。そんな中でも,あまりにもすごい目の模様に舌を巻きました。

だからといって,昆虫少年たちはとりあえずそんなことはお構いなしに昆虫ネットを振り回し続けることでしょう。
by stochinai
| 2011-10-01 18:23
| 札幌・北海道
|
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