2011年 10月 06日
変異コルチカムのその後
先月末に変なコルチカムの写真をお見せしました。その記事の最後に「この変異型と同じ球根からもうひとつ花の蕾が出てきていますので,とりあえず球根レベルでの変異なのか,花芽のレベルでの変異なのかはもうすぐわかります」と書いて、こんな写真を掲げておきました。
で、この蕾が開きました。
実は開いたのを確認したのは昨日なのですが、写真を撮り忘れたました(^^;)。
まずは根元の部分の証拠写真をお見せします。右側が先日変異した花を咲かせた茎で、左側が問題の新しい花です。
さて、結果です。
ジャジャーンなのですが、なんと驚いたことにまったく正常な花が咲いています。
花びらが6枚,オシベが6本,そしてメシベが3本とまったく正常な花が同じ根元つまり同じ球根から出てきています。
まあ、よく考えれば昨年まで正常な花を咲かせていた球根から、変異した花が咲いたとすればその花の元となった「幹細胞」に変異が起こったということで、その他の「幹細胞」が正常なままというのはおどろくべきことではありません。
これは、来年以降まで観察を続ける必要が出てきたということですね。気長にいきましょう(笑)。
さて、我が家のコルチカム畑では問題の花を咲かせた小型のコルチカムのシーズンが終わり、次の背高コルチカムが花芽を伸ばし始めています。
ほんの1週間なのですが、律儀に時期を違えて咲き分けるという植物カレンダーの正確さには、毎年のことながらも驚かされます。
さて、来週は君たちの番ですよ。
実は開いたのを確認したのは昨日なのですが、写真を撮り忘れたました(^^;)。
さて、結果です。
まあ、よく考えれば昨年まで正常な花を咲かせていた球根から、変異した花が咲いたとすればその花の元となった「幹細胞」に変異が起こったということで、その他の「幹細胞」が正常なままというのはおどろくべきことではありません。
これは、来年以降まで観察を続ける必要が出てきたということですね。気長にいきましょう(笑)。
さて、我が家のコルチカム畑では問題の花を咲かせた小型のコルチカムのシーズンが終わり、次の背高コルチカムが花芽を伸ばし始めています。
さて、来週は君たちの番ですよ。
by stochinai
| 2011-10-06 19:10
| 札幌・北海道
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