2011年 10月 21日
第14回三省堂サイエンスカフェin札幌:博士漂流時代「余った博士」はどうなるか?
このブログを読んでいる方々にはおなじみだと思いますが、あの榎木さんが札幌にいらっしゃって北海道大学でCoSTEPの講義をされるそうで、そのついでに三省堂でサイエンスカフェを行うということです。

それはさておき、このカフェは紀伊国屋前のロビーで行われるカフェと違い、参加定員がわずかに30名と限られておりますので、申し込んでおかなければ参加が難しいことも多いと思われますので、お早めのお申し込みをお願いいたします。店舗の営業時間内ならば、電話や書店レジでも受け付けているようですが、やはり24時間営業のネットからの申し込みが便利だと思います。こちらからどうぞ。
さて、それとは関係ないのですが、私は明日と明後日はこちらのお手伝いをします。

場所は北キャンパスのこちら、遠友学舎です。

天気が良ければいいのですが・・・。

【テーマの内容】冒頭に「1950年以降」と書いてありますが、大学院重点化政策が始まったのは1990年頃で、博士が目に見えて増えてきたのはその後だったと思いますから、これは1990年以降のミスタイプではないかと思われます。
1950年以降、科学技術振興政策によって大量に生まれた「博士」。この博士たちが就職できず余ってしまい「高学歴ワーキングプア」などと呼ばれる一方で、将来は科学技術を担う人材が不足するのではないかという指摘もあります。
かつては「オーバードクター」と呼ばれた彼らのために「ポスドク」という働き口が用意されましたが、これも不安定で低収入、しかもその先に研究機関や企業での就職が保証されているわけではありません。
依然、「博士余剰」問題は未解決のまま。しかし、博士の活用は科学技術の発展、そして不況にあえぐ日本の再生につながるはずです。
榎木英介さんが書いた『博士漂流時代〜「余った博士」はどうなるか?』は、博士の余剰問題を統計データと取材に基づいて考察し、具体的な解決策を提言しています。どうしたら博士たちの能力を、社会を良くするために生かせるのか、皆さんも榎木さんと語り合いませんか?
それはさておき、このカフェは紀伊国屋前のロビーで行われるカフェと違い、参加定員がわずかに30名と限られておりますので、申し込んでおかなければ参加が難しいことも多いと思われますので、お早めのお申し込みをお願いいたします。店舗の営業時間内ならば、電話や書店レジでも受け付けているようですが、やはり24時間営業のネットからの申し込みが便利だと思います。こちらからどうぞ。
さて、それとは関係ないのですが、私は明日と明後日はこちらのお手伝いをします。


by stochinai
| 2011-10-21 20:08
| ポスドク・博士
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