2011年 11月 26日
ひさびさの中島公園界隈
12月1日付でポルトガルから赴任される新しい特任准教授のMHFM先生が、本日千歳に着き、その足で中島公園にあるマンションに入居するというので、そのお手伝いをしてきました。
お手伝いといっても大したことをするわけではないのですが、大学あるいは日本(あるいは文科省)としては、外国人教員の積極的採用を奨励しているにもかかわらず、実際に彼らを受け入れる際に問題となる、日本の借家事情などについてはまったく対応してくれませんので、いまだにほとんどのケースで必要となる保証人のことや、不動産屋と借家人の間で通訳をすることや、札幌での生活の立ち上げまでの細かいことなど、どうしても身近の人間が手を貸さざるをえないことがたくさんあります。
今日は、そんなことのうちのほんの小さなひとつのお手伝いというわけです。幸い我々のところには、先人の米国人教員がいますので、その方が全面に立っていろいろやってくださっているのですが、不動産契約の通訳となるまったくお手上げなので、私が助っ人に出ることになりました。先輩外国人教員のMHD先生とポスドクのH君が千歳まで迎えに出てくれて、私はアパートの仲介をする不動産屋さんで待機するという手はずです。
まあ、予定通り札幌へ来るのが遅れていましたが、それは全くの想定内の出来事だったので、私はマンションの前に広がる中島公園を、ひさびさに散歩することができたのでした。
暮れ始めた公園の北端にあるパークホテルでは、予想どおりクリスマスツリーのイルミネーションができていました。
静止画ではわかりませんが、ツリーのあちこちに流れ星に落ちる仕掛けがあったのに目を惹かれました。
こちらは中島公園から北方向のススキノ・札幌駅方向を眺めたところです。まっすぐに伸びた通りは、札幌の象徴のようなものですね。
公園の中を散策すると、やはり気になるのが豊平館です。
中では結婚式のような行事が行われている雰囲気でした。どんどん使っていただいて、長く維持されて欲しいものです。
豊平館の正面が見つめる先に、札幌が誇ろコンサートホールKitaraがあります。
この時間を境に、イベントが連続していたのか、出てくる人と入っていく人がどちらもたくさんいらっしゃって、こちらもまた繁盛しているようで頼もしく思えました。
そして、豊平館とKitaraに挟まれたところの小高い丘の上に建つ、古い天文台。
実はこの天文台こそが「札幌市天文台」という、札幌の代表的天文台としての栄誉ある名前を冠せられたところだということは、その存在とともに多くの市民の記憶からは消えてしまっているのかもしれません。
それでもなお、ここに動態保存されているということは、豊平館の存在とともに札幌市の歴史の生き証人となってくれているのだと思います。
というわけで、ポルトガルからの移住のお手伝いにかこつけて、久しぶりの中島公園散歩を楽しんでしまった土曜日の黄昏時となりました。
今日は、そんなことのうちのほんの小さなひとつのお手伝いというわけです。幸い我々のところには、先人の米国人教員がいますので、その方が全面に立っていろいろやってくださっているのですが、不動産契約の通訳となるまったくお手上げなので、私が助っ人に出ることになりました。先輩外国人教員のMHD先生とポスドクのH君が千歳まで迎えに出てくれて、私はアパートの仲介をする不動産屋さんで待機するという手はずです。
まあ、予定通り札幌へ来るのが遅れていましたが、それは全くの想定内の出来事だったので、私はマンションの前に広がる中島公園を、ひさびさに散歩することができたのでした。
暮れ始めた公園の北端にあるパークホテルでは、予想どおりクリスマスツリーのイルミネーションができていました。
公園の中を散策すると、やはり気になるのが豊平館です。
豊平館の正面が見つめる先に、札幌が誇ろコンサートホールKitaraがあります。
そして、豊平館とKitaraに挟まれたところの小高い丘の上に建つ、古い天文台。
というわけで、ポルトガルからの移住のお手伝いにかこつけて、久しぶりの中島公園散歩を楽しんでしまった土曜日の黄昏時となりました。
by stochinai
| 2011-11-26 23:58
| 札幌・北海道
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