2012年 01月 17日
寒波の底を脱したか
今回の寒波は降雪を伴ったものでしたので、寒い中を除雪に追われ、しかも雪が固く凍りついて処理しにくいという過酷なものでした。

最低気温で見ると、寒波は8日から始まったようにも見えますが、9日には最高気温がプラスになっているという大きな揺り戻しがあったので、本格的には10日の夜から始まったのだと思います。翌11日からは最高気温がマイナス4℃や5℃が珍しくない日が続きました。そんな日は夜になるとマイナス7-8℃くらいに下がりますから手袋や防寒靴の中にある手や足が凍えて動かなくなります。
そんな状況が1週間近く続くと、今日の昼に記録された最高気温のマイナス2.5℃(実は昨日の最高気温はマイナス2.3℃でした)は十分に「暖かく」感じますから、不思議なものです。

とはいえ、1日がマイナスのまま経過しておりますので、たとえ新しい雪が降らなくても積雪はちっとも減りません。

それでも、朝56センチあった積雪は夜には54センチになっています。もちろん解けたわけではなく、圧縮されただけなので単位体積あたりに重さはどんどん重く、そして固くしまって氷になっているのです。
それでも、新しい雪がどんどん積もるというようなことがないのはうれしいものです。
しかし、それはあくまでも札幌周辺の話であって、2メートル近い未曽有の積雪になっている岩見沢周辺には、今もまだ小さいとはいえ雪雲がまとわりついています。

地震や津波の被害を受けた方々の前ではあまり大きな声では言えないことですが、岩見沢・美唄の豪雪はもはや国の援助を必要とするような大災害に域に達しつつあることを理解していただけると助かります。
北海道に新幹線を引っ張ってくるお金があるのなら、その前にこの雪害の対策に一部を使って欲しいと、心の底から思う今日この頃です。

そんな状況が1週間近く続くと、今日の昼に記録された最高気温のマイナス2.5℃(実は昨日の最高気温はマイナス2.3℃でした)は十分に「暖かく」感じますから、不思議なものです。


それでも、新しい雪がどんどん積もるというようなことがないのはうれしいものです。
しかし、それはあくまでも札幌周辺の話であって、2メートル近い未曽有の積雪になっている岩見沢周辺には、今もまだ小さいとはいえ雪雲がまとわりついています。

北海道に新幹線を引っ張ってくるお金があるのなら、その前にこの雪害の対策に一部を使って欲しいと、心の底から思う今日この頃です。
by stochinai
| 2012-01-17 19:54
| 札幌・北海道
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