2012年 01月 23日
理学研究院で教授相当の非教育・非研究職募集
本日、理学部関係のメーリングリストで「学術上席専門職(教授相当職)の募集について」というサブジェクトのメールが流れてきました。内容は極めて簡単なものです。

北大の理学部は、この図のように学部・大学院そして教員組織である研究院が複雑に入り交じっています。
このような複雑な組織の中で、組織を横断しつつ国際化支援を行うといういきなりの難題に対応できるのは、すでに企業や大学においてかなりの経験を積んだ人材でなければなかなか難しそうで、おそらく今回の人事でもそのような「シニア」の方が期待されているように思われます。
・任期: 5年 ただし,任期中の業績審査により定年(60歳)までの雇用可
教授相当ですから、待遇もそれなりです。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
公募しないといっても、天下り候補などがいるわけではまったくなく、オープンに探して見出された人材を公正に審査することになっております。
教職員各位別添のファイルには、理学研究院にできた留学生支援室の機能を拡大し、留学生への事務的な支援に留めず、留学生数を積極的に増やすための業務のみならず、理学研究院の外国人教員の支援も行う「国際化支援室(仮称)」の中心的存在となってもらうための人材を募集することが書かれています。
今般、学術上席専門職の募集を行うこととなりましたので
お知らせいたします。
詳細は別添のファイルをご覧下さい。
理学・生命科学事務部事務課 庶務担当

このような複雑な組織の中で、組織を横断しつつ国際化支援を行うといういきなりの難題に対応できるのは、すでに企業や大学においてかなりの経験を積んだ人材でなければなかなか難しそうで、おそらく今回の人事でもそのような「シニア」の方が期待されているように思われます。
・任期: 5年 ただし,任期中の業績審査により定年(60歳)までの雇用可
教授相当ですから、待遇もそれなりです。
4. 待遇及び労働条件等というわけで、なかなか簡単に見つかりそうもないと思われるので、この人事はあえて「公募せず」に鉄のわらじを履いて探していこうということのようです。
・就業時間: 始業8:30,終業17:00,休憩12:15~13:00 (1日7時間45分、週38時間45分)
・時間外労働: 有り
・休暇: ①年次有給休暇 ②その他の休暇 ③土日祝祭日 ④12月29日〜1月3日
・給与: ①基本給 国家公務員に準じた本学職員給与規定に基づき決定(経歴・職務経験等により408,000円~555,500円*)
*45歳の場合で456,300円前後
②扶養手当、通勤手当、住居手当、寒冷地手当、超過勤務手当等諸手当、賞与(年2回)、退職手当有り
・昇給: 年1回
・保険関係: ①文部科学省共済組合 ②雇用保険 ③労働者災害補償保険
6. 応募方法及び選考方法というわけで、もしどこかに適切な方がいらっしゃいましたら、自薦他薦を問わず連絡をいただけないでしょうか。
本人事は一般公募とせず、関係者から趣旨に合致する人材の推薦を受け、人事選考委員会で選考します。候補者がいる場合は、本人が作成した「履歴書」と「自己アピール文(様式自由)」を人事担当(前島)に提出願います(メールの場合はmaeshima(半角アットマーク)jimu.hokudai.ac.jp)。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
5. 問合せ先こうした人材がいるかいないかで「大学の国際化」が絵に描いた餅に終わるかどうかに大きな差が出ると思いますので、北大の理学研究院としても教員のポストを減らしてでも本気になっているということがおわかりいただけますでしょうか。
職務等に関すること: 理学研究院長 山下正兼 myama(半角アットマーク)sci.hokudai.ac.jp
待遇等に関すること: 人事担当 係長 前島朋基 maeshima(半角アットマーク)jimu.hokudai.ac.jp
公募しないといっても、天下り候補などがいるわけではまったくなく、オープンに探して見出された人材を公正に審査することになっております。

お”っ?!
どんなバックグランドを持つひとが想定されているのでしょう?
業務内容が今一不明ですが、条件は良いですねぇ。
どんなバックグランドを持つひとが想定されているのでしょう?
業務内容が今一不明ですが、条件は良いですねぇ。
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理学部に大学院生を送り込んでくれる可能性のある外国の大学にコネクションがある人で、日本の大学院制度にも明るく、英語でコミュニケーションすることに苦労しない人、広報のセンスのある人、とか理想を言ったらきりがないでしょうが、そっちのことをやってみてもいいと思っている元研究者とかがいたらいいなあ、とか思っているのかもしれません。(私はこの人事と関係していませんので、あくまでも推測です。)
by stochinai
| 2012-01-23 23:59
| 札幌・北海道
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Comments(2)