5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

大寒のつるべ落とし

 つるべ落としのようにあっという間に日が暮れるのは秋ということになっていますが、おそらく日が沈む瞬間に立ち合ったならば、一年中いつでも同じようにあっという間に黄昏から闇へと移っていくものなのかもしれません。

 相変わらずの雪と寒さに閉じ込められている今日ですが、そんな様子をカメラに収めることができました。家々の間から見える高速道路の向こうの西の空が微妙にいい色だったので、それを捕まえることができるかどうかということでカメラを取り出してきました。
大寒のつるべ落とし_c0025115_22442067.jpg
 カメラだけではなくモニターの問題もあるかもしれませんが、紫色はうまく取り出せていないようです(^^;)。

 まだ、明るいのに水銀灯が点灯しました。
大寒のつるべ落とし_c0025115_22441538.jpg
 そうこうしているうちに周りはどんどん明るさを失っていきます。窓の外がコバルトブルーに染まってきました。これはなんとか捉えられたようです。
大寒のつるべ落とし_c0025115_2244115.jpg
 こちらは窓を額縁に見立てて、風景を切り取ってみました。
大寒のつるべ落とし_c0025115_2244990.jpg
 実は、まだこんな時間だったのです。
大寒のつるべ落とし_c0025115_22434564.jpg
 西の空が、がんばって最後の明るさを見せてくれています。
大寒のつるべ落とし_c0025115_2243345.jpg
 街頭のまわりもあっというまに闇に包まれてしまいました。
大寒のつるべ落とし_c0025115_22433019.jpg
 わずか10分ほどの出来事で、まさに「つるべ落とし」のスピードでした。
by stochinai | 2012-01-28 23:25 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai