5号館を出て

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アカバナーに花芽発見

 この季節でも、部屋の中ではハナキリンとクレロデンドルム、それにキャットテールとゼラニウム、それに毎日零下の気温になっているにもかかわらず玄関の風除室内にあるサザンカは次々と花を咲かせ続けているのですが、新しく蕾をつけ始めたものを見ると春が感じられて、また新たな感慨があるものです。

 数日前から気がついていたのですが、どうやらこれは本物らしいです。
アカバナーに花芽発見_c0025115_21275887.jpg
 もう20年近く前になりますが、沖縄で動物学会が開かれた時におみやげとして買ってきた枝の切れ端から育てたアカバナー(ハイビスカス、ブッソウゲ)の枝の先に花の蕾が2個ついています。

 逆光でもほぼ間違いないことが確認できますが、ストロボをたいてみました。
アカバナーに花芽発見_c0025115_21275519.jpg
 いかにも蕾らしいつぼ型の構造がはっきりとわかります。

 まだまだ極端に小さいので、このまま無事に花を咲かせるところまで行ってくれるかどうか、また花が咲くとしてもずいぶん先のことのような気もしますので、発見したことによって却って落ち着かない気持ちになってしまうのもおかしなものです。

 アカバナーは沖縄では一年中咲いているらしいのですが、盛りは春から秋ということなので、この蕾たちも「春」を感じて分化してきたのではないかと考えると、10年ぶりの大寒波に襲われている札幌にも春の気配が忍び寄ってくるような気がしてうれしいものです。

 寒さといえば、今日もプラスの気温にならない真冬日だったのですが、最高気温がマイナス1.2℃で、このくらいならかなり「暖かく」感じるように身体のほうが寒さに慣れてきています。ただし、今日は午後1時から3時頃にあっというまに10センチ以上の積雪となるほどの降雪があり、こちらのほうは除雪に追い立てられましたので、「慣れる」というほどの余裕の発言にはなりません(笑)。
アカバナーに花芽発見_c0025115_2127515.jpg
 今日の最後の写真はちょっと不思議な写真です。

 部屋の壁に映った自分の影なのですが、窓に二人います。
アカバナーに花芽発見_c0025115_21275353.jpg
 最初に見た時はドキッとしましたが、すぐに理由もわかりました。

 ミステリー小説のトリックに使えるかもしれないので、タネ明かしはしないでおきましょう(笑)。
by stochinai | 2012-01-29 21:47 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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