5号館を出て

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雪まつりが始まったようです。

 「ようです」とは他人事のような言い方ですが、たとえ札幌に住んでいても雪まつり会場へ出かけない限り、テレビなどのニュースで知ることになるわけで、日本のどこに住んでいる方とあまり違いはないと思います。逆に、この時期人ごみに出ると世界中から運び込まれたウイルスにさらされる恐れがありますので、札幌の人間はあまり雪まつり会場に近づかなかったりもします。

 さて、こちらが今年のポスターです。
雪まつりが始まったようです。_c0025115_2352192.jpg
 雪まつりは今年が63回目ということは、1950年に第1回目があったということになりますが、どうもそのあたりの記録はあやしい感じがします。Wikipediaにはこう書いてあります。

 「1950年に札幌観光協会と札幌市の主催によって開催されたのが始まりである。」

 先日、始まった札幌市立図書館の電子図書館実証実験で、たまたま1951年1月1日の「広報さっぽろ」が貸し出されていたので、借りてみました。
雪まつりが始まったようです。_c0025115_23574827.jpg
 その中におもしろそうな記事があるのを発見しました。
雪まつりが始まったようです。_c0025115_23581690.jpg
 1月25日から市民レクリエーションの一つとして『雪まつり』の開催を計画中だという記事です。Wikipediaによると、その前の年から始まったということになっていますが、まだ定例のフェスティバルにはなっていないことがわかる文面です。

 雪まつりの予定として書かれているのは、「宮様スキー大会」「雪まつり子ども大会」「雪まつり観光の夕」「スクエアダンス」「ドッグレース」「ランブリング」「定山渓招待・映画招待・商品割引き花火打揚」「歌謡コンクール大会」「雪のパレード」「カーニバル、花火大会」などがぞろぞろと書かれており、最後にようやく「雪像芸術展」が出てきますが、こちらは大通西7丁目だけでしかも3日間しかありません。

 昔の「雪まつり」は、雪像を作って眺めることより、まさに「冬の村祭り」という雰囲気だったことが想像できます。下の写真のようなおしゃれな夜景を楽しむようになるとは、当時の人は誰一人想像してもいなかったことだと思います。
雪まつりが始まったようです。_c0025115_05583.jpg
 (2010年、Wikipediaより)

 それにしても、雪まつりには気温が上がるというジンクス通り、2週間の間零下を抜け出すことができなかった札幌は、今日あっさりとプラス3.3℃を記録し、明日はプラス5℃が予想されています。

 雪像には過酷な暖かさになりそうです。
by stochinai | 2012-02-06 23:59 | 札幌・北海道 | Comments(0)