5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

アイスバーンは滑る

 「スリップ、事故」でGoogleニュース検索して出てきた1ページ目です。
 スリップ事故相次ぐ 京都市内積雪‎(京都新聞)
 日本海側で大雪 西日本各地でスリップ事故相次ぐ(朝日新聞関西)
 北陸道でスリップ事故 大型トラックなど3台‎(テレビ朝日)
 各地で雪、スリップ事故141件‎(朝日新聞茨城)
 また大雪、中国地方事故多発‎(中国新聞)
 スリップし衝突事故、男性重体 中津川市(岐阜県 日テレNEWS24)
 三重県中部で積雪 事故相次ぐ(三重県 日テレNEWS24)‎
 路面凍結で事故24件 成田などで5人軽傷‎(千葉日報)
 凍てつく県内 道路凍結で事故相次ぐ(石川県 日テレNEWS24)
 凍結路面で観光バスなど5台絡む事故 64歳女性けが(千葉県君津‎ MSN産経ニュース‎)
 日本中では、千件を越すくらいのスリップ事故が起こったのではないでしょうか。今日は西日本の方まで低温域が広がっていたため、降って解けた雪が路面上で凍ったことが事故の原因となったことは間違いありません。

 もちろん北海道も低温だったのですが、札幌での最高気温がマイナス5.8℃ですから、どんなに直射日光が当たった道路でも雪は決して解けることはありませんので、積もった雪の上を車が走ると下の写真のようないわゆる「圧雪」状態になります。
アイスバーンは滑る_c0025115_21375947.jpg
 このような圧雪だと、ほとんど滑ることはなく、アスファルトと同じ感覚で走ることができるので、スリップ事故はまず起こりません。

 もちろん札幌でも、最高気温がプラスになると路面で雪が解け、路面が乾く前に再び凍ってしまうといわゆる「アイスバーン」状態になります。アイスバーンは、たとえスタッドレスタイヤ装着車でも基本的にはスリップしまくりですので、慎重な運転とそこそこ高度な運転テクニックを要求されます。

 とは言っても、それはこの写真のように明らかに凍結路面であると認識できる場合に対応できるということにすぎません。(写真は、こちらからお借りしました。)
アイスバーンは滑る_c0025115_21375579.jpg
 凍結路面であると認識できないアイスバーンがあるのです。下の写真(こちらからお借りしました)をごらんください。一見、湿った路面に見えます。
アイスバーンは滑る_c0025115_21375221.jpg
 それがいわゆる「ブラック・アイスバーン」と呼ばれるもので、昼間ならばよく見ると湿った路面とかろうじて区別することもできますが、夜間にはまったくわからなくなります。

 基本的にはアイスバーンなので、意識することができればスタッドレスタイヤでの走行はなんとか可能なのですが、湿った路面だと思い込んでいると、スタッドレスタイヤでもとんでもなくスリップしてしまうことになります。札幌のタクシーの運転手さんでさえもかわいそうなほどスリップするのを何度も目撃したことがあります。

 おそらく、今日日本中で頻発したスリップはこうしたブラック・アイスバーンによって引き起こされたものではないかと想像されます。

 アイスバーンの上にうっすらと雪が積もると最悪の事態となり、歩行者が歩くことさえも難しくなるものです。アイスバーンができると自分だけが気をつけていても、向こうからクルマや人が滑ってぶつかってくることもあります。事故のニュースを見ると、命にかかわるような事故が大量に起こっていますから、無理をせずに車は使わない、外へでないなどの対策を真剣に取るべき深刻な事態だと認識すべきだと思うのですが、行政や学校ぐるみ、地域ぐるみ、会社ぐるみで対策を考えているところは意外となさそうです。

 もう少し、真剣に考えても良いのではないかと思います。
by stochinai | 2012-02-18 22:16 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai