5号館を出て

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CoSTEP開講式「すイエんサーの舞台裏」

 オホーツクや道東ではかなりの積雪になり、サクラの花に雪が積もるなど、ある意味では風流な風景も見られたようですが、春の寒波襲来です。

 室内で時折開くアカバナー(ハイビスカス)の花を見ると、外の寒さを忘れてしまいます。
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 その寒さの中、CoSTEPは開講式を迎え、記念の第1回目の講義として、NHK エデュケーショナルのシニアプロデューサーである村松秀さんの特別講義「すイエんサーと科学コミュニケーション」が行われました。これは、CoSTEPの新受講生だけではなく、一般にも公開されていたため約150名ほどの聴衆への講義となりました。話の内容はNHK・Eテレで抜群の人気を誇る「すイエんサー」の舞台裏を担当ディレクターが語ってくれるのですからおもしろくないはずはありません。

 非常に興味深い番組の作り方をしていて、まずセットはどこにでもあるような木製のベンチ1台と撮影者のいない小型の固定カメラ一台のみで、スタジオの外の適当な場所(ロビーとか、廊下とか玄関とか)に置いてやっています。衝撃の発表はこの番組の出演者に渡されるシナリオがないということで、何をするかということすら前もって知らされておらず、ぶっつけ本番で「すイエんサー・ガールズ」がいろいろなことのチャレンジするところを、3人のキャスターとゲストがこちらもぶっつけでコメントを入れていくところをドキュメンタリー風に録画したものを編集して番組にするのだそうです。

 その結果、できあがる番組は情報を提供するのではなく、ガールズたちが「何かをわかる・発見する」プロセスを視聴者も参加した気分になりながら見るというものになっているようです。
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 こちら村松さん。
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 何度か講演を聞いたことがあるのですが、テレビ番組と同じような流れて聴衆を飽きさせずに引っ張っていくところは、さすがに敏腕ディレクターです。
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 大学の講義と違って飽きて眠る人はほとんど見当たりません。

 メイキング・オブ・すイエんサーもおもしろかったのですが、プレゼンの仕方についてもいろいろと参考になることがたくさん発見できました。聴衆を飽きさせないためには、あまり情報を詰め込みすぎずに「ゆるく」やることが良いということはよく分かりましたが、学術講演や大学の講義の場合にはそこそこ情報を詰め込まなければならないので、この方式をまるごといただくわけにはいかないとも感じました。

 NHKからはこんなクリア・ファイルをお土産にいただきました。
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 それにしても、寒い一日でした。

 こちらは、数日前の夕方ですが、今日も似たような空模様です。いかにも寒々しく見えないでしょうか。
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 中央のビルの左側に光る窓の反射が気になって撮った写真です。

 明日は少しは気温上がってほしいものです。
by stochinai | 2012-05-12 18:19 | コミュニケーション | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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