2012年 05月 31日
神戸最終日
あっという間に最終日が来てしまいました。

神戸に来て、この地図より外へは一歩も出ていません。
毎日乗っているのがこれです。

今日は発生生物学会側でお願いした竹市雅俊先生の基調講演がありました。

竹市先生はノーベル賞にかなり近い存在であると言われている日本人生物学者の一人ですが、細胞接着分子というちょっと地味で、病気との劇的な関係もあまり騒がれていないものの研究ですから、昨今の風潮からいうとなかなか難しいのかもしれません。

我々が大学院生の頃は、まだカドヘリンという名前すら付いていなかった分子の研究で世界をリードしていた岡田節人・竹市雅俊グループの存在感は今でも大きなものです。

座長を務めたのが、その岡田・竹市グループの出身者で今回の発生・細胞合同学会の大会委員長でもある高橋淑子さん。
武市先生も弟子とのやりとりを楽しんでいるようでした。

日本人でも英語を使うと身振り・手振りが激しくなるものなのかもしれません。

毎日乗っているのがこれです。




武市先生も弟子とのやりとりを楽しんでいるようでした。

by stochinai
| 2012-05-31 22:50
| 科学一般
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