2012年 06月 25日
給与支給額の減額について
ついに来ました。
読んでもなにも具体的なことは書かれていないのですが、要するに「そのうち決めるので、了承してください」というように読めます。
大学としてもないものは出せないということでしょうから、それは仕方がないのだと思います。
それにしても力が抜ける通達ではあります。

そんな心が重くなる通達に添える写真としては、一輪だけで凛として咲く白いアヤメが似合いそうです。
願わくはせっかく供出した給料がシロアリや東電に食べられてしまわないことを祈るばかりです。
読んでもなにも具体的なことは書かれていないのですが、要するに「そのうち決めるので、了承してください」というように読めます。
大学としてもないものは出せないということでしょうから、それは仕方がないのだと思います。
****************************************年寄りから免職などということにならないだけ「ありがたい」と考えるべきなのかもしれません。
平成24年6月25日
教職員各位
総長 佐 伯 浩
給与支給額の減額について
本学の運営につきましては,日頃よりご協力を頂きお礼申し上
げます。
さて,平成23年3月11日に発生した東日本大震災による未
曾有の災害に対する復旧・復興について,国として全力で取り組
みが行われているところですが,復旧・復興には多額な財源が必
要であることから,復興財源に充てるために国家公務員において
は,その給与支給額を平成24年4月から2年間,平均7.8%
削減しているところです。
平成24年5月11日に開催された閣僚懇談会において,安住
財務大臣から,「運営費交付金により人件費が賄われている独法
等については,国家公務員の給与削減と同等の給与削減相当額を
算定し,運営費交付金より減額したいと考えている。」旨の発言
がありました。
本学の運営については,その約4割を国からの運営費交付金で
賄っていることから,公的機関として社会的責任を果たす必要が
あるとともに,復興財源に充てるために運営費交付金が減額され
る方向であることから,教職員の給与支給額を減額せざるを得な
い状況となっております。
今後,教職員の意見を聞いたうえで,具体的な減額率,実施時
期について検討することといたしますが,教職員の給与支給額に
ついて減額をお願いしなければならない状況にあることをご理解
頂き,何卒ご協力をお願いいたします。
なお,実施に係る詳細については,決定次第,改めてお知らせ
いたします。
****************************************
それにしても力が抜ける通達ではあります。

願わくはせっかく供出した給料がシロアリや東電に食べられてしまわないことを祈るばかりです。
by stochinai
| 2012-06-25 19:45
| 大学・高等教育
|
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