2012年 06月 30日
札幌の夏の使者
札幌の冬には白い雪が使者として遣わされてきますが、夏にも真っ白な使者がやってきます。1週間ほど前から、舞っているポプラの種を含んだ綿毛で至るところが真っ白になっています。

テニスコート脇の草むらも真綿に覆われたようになっています。
その横の細い道路も歩くのが申し訳ないくらいきれいな絨毯が敷き詰められています。

下にある草が見えなくなってしまうくらい厚く降り積もっているところもあります。

ググッと寄ってみると、綿毛の中にポプラの種がたくさん見えます。

これが全部芽吹いたとしたら、札幌はたちまちのうちにポプラのジャングルに埋もれてしまうと思われますが、そうならないところをみるとほとんどの種は芽も出さずに鳥に食べられたり、死んでしまったりするのだと思われます。
この綿毛でアレルギーになる人も年々多くなってきているようですが、この種を食べて生き延びているたくさんの動物もいるのでしょうね。
ふと、空を見上げると月齢10.5日の月が。

明日からは暑さもやわらぐようで、厚いのもつらいですが、この時期涼しくなってくるとそのまま夏にならずに秋を迎えそうで怖いというのも北海道の初夏の気分です。

その横の細い道路も歩くのが申し訳ないくらいきれいな絨毯が敷き詰められています。



この綿毛でアレルギーになる人も年々多くなってきているようですが、この種を食べて生き延びているたくさんの動物もいるのでしょうね。
ふと、空を見上げると月齢10.5日の月が。

by stochinai
| 2012-06-30 23:00
| 札幌・北海道
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