5号館を出て

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明日は7月の第一月曜日

 毎月第一月曜日には町内会の資源回収があります。明日が7月の第一月曜日です。

 主な回収物は、ビールなどのアルミ缶、新聞紙などの再生用古紙(書籍を含む)、それに段ボールです。再生用古紙に関しては、市でも「雑紙」として無料で回収していますが、そこには段ボールや新聞紙、それに古書籍などは入れないで欲しいということになっており、町内会の古紙回収と住み分けが進んでいます。

 気がついてみると、私のまわりには大学だけではなく自宅にも本があふれており、なんとかしなければならないと思っていたのですが、この春から町内会の資源回収に合わせて少しずつ本の処分も始めました。本の購入にはブックオフなどの古書店を良く利用させてもらう私ですが、自分の本を処分する時にはどうもそうしたところに持っていく気になりません。面倒くさいというのが一番の理由ではありますが、自分がもういらないと思った本をどなたかに読んでいただくという気にならないというのが大きな理由のひとつです。

 というわけで町内の資源回収に本をだすのは今年になって3回目ですが、今回は60-70冊になりました。前回と前々回も100冊くらいは処分したと思うので、今年はすでに300冊くらい処分したということになります。
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 この調子で処分をしていくと、もうあと2‐3回で処分する本はなくなるのではないかと思われます。

 もちろん今でも毎月数冊ずつは本が増えているのですが、100冊レベルの処分と数冊の増加では問題になりません。それにできるならば、今後はできるだけ本はデジタルなものを入手したいとも思っています。

 毎月100冊もあっさりと本を捨てることができるのか、と自分でも半信半疑だったのですが、いざ選び始めてみると意外とどんどん捨てる気になってしまうことに、我ながらちょっと驚いています。要するに本は読んでしまえば実はほとんど手許に置いて置く必要を感じなくなるのだと再認識しています。

 それでも、本をひもで縛る過程で数冊(今回は3冊)思い直して回収してしまうのも、またおもしろいと思ったりもしています。
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 本の束の上に置かれた3冊が、今回「命拾い」した本です。

  資料として保存するならば、「情報部分」に関してはデジタルな形態で十分なのだと思います。人によって価値観が異なることを考えるとますます、書籍の最終形態はデジタルになってしまうことを確信する、本の処分プロセスなのでありました。
by stochinai | 2012-07-01 22:37 | その他 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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