2012年 07月 05日
いまさらBSEイベント? (Ustream・twitter討論付き)
昨年の大地震と大津波さらに原発事故というまさに未曾有の大災害からの復興もまったくできていないこの日本で、新たな課題として原発再稼働だ、消費税だ、大雨・大洪水だ、と毎日が大騒ぎで、このまま日本という国がなくなってしまうのではないかという心配の中、BSEってなんだったっけという方も多くなっている今日この頃ではないでしょうか。
Wikipediaによれば
そのため、一時は日本でも牛肉に対するパニック的な反応も見られたのですが、今や日本は「BSE発生後10年以上経過し、対策の効果があり、現在「管理されたリスク国」になっていて、最近になってBSE対策の見直しが進められて」いるところです。
要するに、日本では今はBSE問題は忘れ去られつつある「過去」となりつつあると言えます。しかし、国では21ヶ月齢以上の全ての牛のBSE検査(実質全頭検査)を続けており、ウシを生産する都道府県でも「独自予算で20ヶ月齢以下の全ての牛のBSE検査を実施」しています。そのための予算は、我々が意識しないまま出費されて続けています。BSE発症が10年間見られない状況で「BSE清浄国」と認定されることになったら、もうこの検査は必要なくなるのでしょうか。それともこれからも続けられるべきなのでしょうか。
というわけで、北海道畜産の中心地にある帯広畜産大学で、もう一度BSEについて市民が考える場を持ってみようというイベントを開催することになりました。
帯広まで来られないという方のためにUSTREAMで配信することが決まりました。Twitterでの「やじうま」参加も大歓迎します。以下のアドレスからどうぞ。
http://www.ustream.tv/channel/riric-gatten
私も Ustream, twitter 裏方班としてお手伝いさせていただく予定です。
よろしく、ご協力ください。
Wikipediaによれば
牛海綿状脳症(うし かいめんじょう のうしょう、Bovine Spongiform Encephalopathy, BSE)は、牛の脳の中に空洞ができ、スポンジ(海綿)状になる病気である。「ぎゅう かいめんじょう のうしょう」とも読む。一般的には狂牛病(きょうぎゅうびょう,Mad Cow Disease)として知られている。ヒトにも感染して変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こすことが疑われており、ヒトにおける変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病による死者は1995年を皮切りに確認された人数は117名。推定を含めると死者は169名に達しているという(Wikipedia)。
そのため、一時は日本でも牛肉に対するパニック的な反応も見られたのですが、今や日本は「BSE発生後10年以上経過し、対策の効果があり、現在「管理されたリスク国」になっていて、最近になってBSE対策の見直しが進められて」いるところです。
要するに、日本では今はBSE問題は忘れ去られつつある「過去」となりつつあると言えます。しかし、国では21ヶ月齢以上の全ての牛のBSE検査(実質全頭検査)を続けており、ウシを生産する都道府県でも「独自予算で20ヶ月齢以下の全ての牛のBSE検査を実施」しています。そのための予算は、我々が意識しないまま出費されて続けています。BSE発症が10年間見られない状況で「BSE清浄国」と認定されることになったら、もうこの検査は必要なくなるのでしょうか。それともこれからも続けられるべきなのでしょうか。
というわけで、北海道畜産の中心地にある帯広畜産大学で、もう一度BSEについて市民が考える場を持ってみようというイベントを開催することになりました。
http://www.ustream.tv/channel/riric-gatten
「BSE熟議場in帯広」
■ 日時 2012年7月7日(土)
午前 講演会 『聞いて問う』 10:10~12:30 (Ustream 中継予定)
ランチミーティング 12:30~13:20
午後 討論会 『話し合う』 13:20~17:30 (Ustream 中継予定)
■ 会場 帯広畜産大学
■ 主催 RIRiCはなしてガッテンプロジェクト
JST/RISTEX採択研究 「アクターの協働による双方向的リスクコミュニケーションのモデル化研究」
■ 協賛 帯広畜産大学・北海道大学農学研究院
私も Ustream, twitter 裏方班としてお手伝いさせていただく予定です。
よろしく、ご協力ください。
by stochinai
| 2012-07-05 20:10
| 札幌・北海道
|
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