雲に覆われる札幌

　最近は雨雲レーダーではまったく雲が見えないにもかかわらず、完全な曇天状態になったり雨が降ったりすることさえあるのが不思議だと思っていたのですが、雨雲レーダーで補足されているのは上空高いところにある雲だけのようです。
　これは先週の木曜日に見た雨雲レーダーには映っていなかった雲ですが、山より低いところにどっしりと厚い雲ができていました。
　手稲山の高さが1023.1メートルですから、この雲はそれよりはるかに低いところにできていることがわかります。
　雲がどんどん厚くなってきたので、手稲山のアンテナ群が見えなくなりそうになるところを捉えてみたくなりました。
　残念ながらこのあと、雲が晴れてしまったのですが、しばらくするとまたまた雲が山を覆い始めます。
　今度はいい感じでアンテナが隠され始めました。
　現場に行ってみたくなるくらいの瞬間です。
　ここまでくると、ずっと見ていないとアンテナがあることすらわからないと思います。

　山の天候は変わりやすいと言われますが、ほんの数分でこの変化ですから現場にいるとドキドキするくらいの急変に思えるのでしょう。

　最近はこうした天候の急変が平地でも起こるので恐いですね。