2012年 09月 06日
身も心も寒くなる北海道大学
昨日から少しずつ秋の気配が漂ってきていたのですが、昨日の最高気温は29℃近く、夕方もこんな眩しい景色になっていました。
今日は一転してこちらです。
手稲山のアンテナ群も雲に覆われていました。(左側の頂上が隠れているのが手稲山です。)
現在の気温は23.5℃、最高気温も約25℃と、昨日までの気温に慣れた身体には「寒い」と感じられる一日になりました。
そして、我々北海道大学に働くものは昨日届いた「不幸のメール」で心も寒くなっています。
ほぼ5%から10%の間ですね。ただし、減額を免れる方もおられます。
減額によってやめられるおそれがある医療職の方々を除外するというのはあまり納得出来ないところではありますが、非正規職員と保育園の職員の方が除外されたのはよかったと思います。
特に悪いことをしたわけでもないのに10%の減俸というのは、かなり士気の下がる処置ではありますが、それでも給与をもらい続けることができるだけ幸せと思えと言われたら返す言葉はありません。もちろん、震災と原発事故にあわれた方々のことを思えば、どうということもないという気もしますが、国会やこの次の選挙をねらって蠢いて税金を食い尽くそうとしている「シロアリ」に、減らされた給料を食われるのだけは我慢できませんので、なんとかそこだけは阻止したいと強く思っています。
そして、我々北海道大学に働くものは昨日届いた「不幸のメール」で心も寒くなっています。
職員の皆様へ実際の減額は個々のケースで異なるようですが、おおむねこんなところになるようです。
総長 佐 伯 浩
給与の減額支給について
本学の運営につきましては,日頃より並々ならぬご協力を頂き
お礼申し上げます。
さて,この度,東日本大震災の復興に充てるため,国家公務員
においては,本年4月から平成26年3月までの2年間,給与の
減額支給措置が実施されており,国立大学法人においても,本年
度及び来年度の2年間,運営費交付金について削減されることが
予想されております。
本学では,この状況に対応するため,本年度においては,大学
運営にかかる新規事業の停止や経費の圧縮等できる限りの努力を
行い,予想される運営費交付金の削減に対処することとしてきま
した。しかしながら,これにも限界があり,やむを得ず本年9月
から,別紙のとおり職員の皆様の給与を減額して対応せざるを得
ない状況となりました。
現時点で政府は,運営費交付金の具体的な削減額を決定してお
りませんが,本学の財務状況等を勘案しますと,予想される最大
の削減想定額に対応した措置をせざるを得ない状況であり,大変
心苦しい決定ではございますが,職員の皆様におかれましては,
何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
特に悪いことをしたわけでもないのに10%の減俸というのは、かなり士気の下がる処置ではありますが、それでも給与をもらい続けることができるだけ幸せと思えと言われたら返す言葉はありません。もちろん、震災と原発事故にあわれた方々のことを思えば、どうということもないという気もしますが、国会やこの次の選挙をねらって蠢いて税金を食い尽くそうとしている「シロアリ」に、減らされた給料を食われるのだけは我慢できませんので、なんとかそこだけは阻止したいと強く思っています。
by stochinai
| 2012-09-06 18:54
| 札幌・北海道
|
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