5号館を出て

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学会3日目

 3日目が最終日というスケジュールだと大忙しで、始まるやいなや息つく暇もなく最終日まで走り抜けるという感じです。今日は一般の発表講演と並走して、高校生のポスター発表、動物学ひろば、一般公開講演会がありました。

 いちおう、チェックしたものはすべて見ておこうと、猛暑の中、大学をあちこち走り回っておりました。

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 大阪大学はあちこちに立派な門標があります。これは一般講演会場から、博物館への間にあったものです。

 動物学ひろばは総合博物館で開かれました。
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 石の門標から総合博物館への道すがらショッキングなものを発見してしまいました。

 カエルの死体にしがみつくムカデです。暑さのために石の舗道で息絶えたカエルを食べているものとおもわれます。気の弱い人はクリックしないでください。
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 こんな動物がいないだけでも北海道はいいところだと思いながらも、博物館へ急ぎました。
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 入り口には有名なマチカネワニの複製が我々を待ち兼ねていました。
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 このワニの化石は生々しいくらい完璧なものでした。こちらがワニの鼻先でえす。
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 そして、再現図も迫力満点です。
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 満員御礼状態の「動物学ひろば」をざっと眺め、博物館を堪能した後、人っ子ひとりいない博物館の裏の遊歩道を散策。
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 北海道ではほとんど見ることのできない竹林の中を歩く気分は格別です。

 午後は、一般発表を厳選して聞いたあと、一般公開講演会「日本列島における動物の自然史と種分化について」を聞きました。いわゆる研究者とは一味違う方による、オオサンショウウオとアカウミガメのお話は非常に楽しく、また勉強になりました。プロの研究者はこうした「プロの語り部」の手法にもっともっと学ぶべきことが多いと感じさせられることしきりでした。

 最終日最後のプログラムまで参加した後、熱くなった頭を熱い風で冷ましながら阪大を後にしたのでありました。
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 明日の朝、札幌に帰ります。
by stochinai | 2012-09-15 23:04 | 生物学 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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