いきなりの「秋深し」

　今朝は最低気温が13.6℃、暖房が恋しくなるくらいの札幌でした。なんとなく、木や草に「すき間」が開いてくるような感じになってきて、今まで気が付かなかったものを発見することがあります。

　これは、なんということでしょうか。枝豆にツルができています。
　こちらが普通の枝豆です。
　確かにマメ科ですからツルがあっても不思議はないのですが、普通の枝豆にはツルは見られません。

　普通の枝豆と上にあるツルになった枝豆の違いはどうやら日のあたり加減のようです。葉の茂り方でわかるかも知れませんが、上の枝豆の日陰にできたもので、下の普通の枝豆はよく日に当たる場所に生えているものです。

　枝豆の先祖はツル性だったかもしれないことを想像させてくれるおもしろい現象でした。

　いくつか秋の植物をどうぞ。最初は今年の夏が暑かったせいか、ぜんぜん茶色にならないままどんどん成長したミズナラのドングリです。
　こちらはいい色に色づいたホオズキです。
　そして最後は秋の真打、ススキです。
　今年の中秋の名月は今度の日曜日9月30日だそうです。

　晴れてくれるといいのですが・・・。