5号館を出て

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地震は恐い

 幸い大きな被害はなかったようですが、さすがにM7.3、最高震度が5弱というだけあって、札幌は震度1と発表されていたものの、ここビルの5階では震度2から3くらいに増幅されていたように感じられました。

 津波も予想通り1メートルくらいのものが発生しているようですので、日本の地震観測態勢はきちんと機能しているようで、喜ばしい限りです。

 こういう時には同じ情報が繰り返し放送・報道されるのが日本ですが、いろいろなレベルでの情報が欲しい時にはこちのサイトが便利です。新しいところへ引越し中のようですが、古いところにもわかりやすい地図がたくさんあります。

 日本だとほとんどのサイトが海に震央があるときには海面に印がつきますが、こちら(アメリカの地質調査ホーム・ページ)では、海底の地図に震央がプロットされますので、とてもわかりやすいと思います。
地震は恐い_c0025115_19155873.jpg
 今回の大きな地震は断層の東側で起こったことがよくわかります。tenki.jpの表示と比べてみてください。
地震は恐い_c0025115_1919725.jpg
 さらに新しいサイトでは、この地震の後に連続して起こった震央が不思議なことに左回りの螺旋を描いていることすらわかります。
地震は恐い_c0025115_19202958.jpg
 これがなんらかの意味を持つものか、さらには今後の地震活動に対してなんらかの予測をするための情報になるのか、などは全くわかりませんが、なんとなく意味深な動きだと感じました。また、現在一回りしているのも不気味な感じです。

 さらに、東北地方沖を中心とした過去の地震の累積記録地図がすごいです。
地震は恐い_c0025115_19234143.jpg
 まずは1990年からの地震の震央をすべてプロットしたものです。あまりに多くて海底の地形が見えなくなっていますが、日本海溝の東側で起こったものは震源が浅く、そこから陸地に近づくにつれて、だんだんと深い位置になっていくことが見事に平行に並んだ色で示されています。まさに日本の下に潜り込むプレートが目に見えるようです。

 さらに、今年に起こった地震を積算しています。
地震は恐い_c0025115_19234325.jpg
 プレートの潜り込みの部分でまだ活発な地震活動が続いていることがわかります。

 そして、1900年以降にこの地域で起こったM7以上の地震の震央です。
地震は恐い_c0025115_19234528.jpg
 今回の地震がもっと大型の地震が起きても不思議のない場所だったことにちょっと背筋が寒くなりました。

 とりあえず、今回はこのまま静かになってくれることを祈っています。

 寒い季節は津波警報で避難される方々も大変ですね。ご自愛のほどを。
by stochinai | 2012-12-07 19:38 | 科学一般 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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