2012年 12月 13日
6号館からの「日の出」
昨日は一日中雪が降り続けていました。夜半過ぎてようやく降り止んだものの、この時期としては歴史に残るような「豪雪」となりました。
緑の線が平年値、青の線が昨年のもので、赤い線が今年のものです。いかに例外的な早い積雪であるかということがおわかりと思います。
そんな大雪がシンシンと降り続いていた昨日の夜の北大構内です。午前中までは真冬並みの低温でしたが、逆にそれが幸いして軽い雪は扱いやすいもので、積雪の深さが厚いわりには1月や2月の重い雪を考えると、このところの除雪は「楽」なものです。
今日は一転して好天に恵まれました。
これは午後3時ころの西の空なのですが、太陽が6号館の向こうにあってこちらが影の中にいたところから、いきなり日が差してきたのでびっくり、一瞬6号館の向こうから朝日が出てきたのかと錯覚するほどでした。
日差しも低いので、方角を知らなければ、まるで朝の風景にも見えてしまいます。
しかも、無風状態で煙突からのぼる水蒸気が真っ直ぐ登るさまも、なんとなく朝っぽい感じです。
本当にこんな完全な無風状態も珍しいと思い、もう1枚撮っておきました。
煙の向こうは藻岩山です。
こうして何枚か写真を撮ってデスクに戻り、一仕事にもならない一瞬のうち(EXIFで確認してみるとわずか30分ちょっとでした)に、なんと「朝日」は山の向こうに沈んで閉まっていたのでした。
今日一日で、この部屋に太陽が差し込んだのはたった30分ということになります。
あっという間に一日が走り去られたような気分です。とはいえ、あと2日我慢すると日の入りの時間が遅くなり始めるのかと思うと、「冬来たりなば、春遠からじ」のフレーズが口をついて出てきます。
春になるまで、冬を味わいつくしましょう。
そんな大雪がシンシンと降り続いていた昨日の夜の北大構内です。午前中までは真冬並みの低温でしたが、逆にそれが幸いして軽い雪は扱いやすいもので、積雪の深さが厚いわりには1月や2月の重い雪を考えると、このところの除雪は「楽」なものです。
日差しも低いので、方角を知らなければ、まるで朝の風景にも見えてしまいます。
こうして何枚か写真を撮ってデスクに戻り、一仕事にもならない一瞬のうち(EXIFで確認してみるとわずか30分ちょっとでした)に、なんと「朝日」は山の向こうに沈んで閉まっていたのでした。
あっという間に一日が走り去られたような気分です。とはいえ、あと2日我慢すると日の入りの時間が遅くなり始めるのかと思うと、「冬来たりなば、春遠からじ」のフレーズが口をついて出てきます。
春になるまで、冬を味わいつくしましょう。
by stochinai
| 2012-12-13 19:15
| 札幌・北海道
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