5号館を出て

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豪雪もひと休み

 記録的な豪雪に痛めつけられたきた札幌ですが、1月に入ってから寒波は厳しいものの降雪がひと休みといった気配で、とうとう昨年よりも積雪が少ないという状況になりました。
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 除雪の苦労のない週末。のんびりと起きだして見ると、太陽はかなり高くのぼりお向かいの屋根から出てくる「日の出」を見るのがせいぜいです。
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 撮った時には気が付かなかったのですが、屋根の上の太陽がその下にゴーストとなって二重写しなっており、まるで月のような黒点までもが見えるような太陽もキャッチできました。

 もちろんこの時間まわりは十分に明るく、太陽を撮らせていただいたお宅の向こうにある空き地を撮るとこんなふうでした。
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 空き地に足跡がたくさんあるというこの景色を見るだけで、子どもの頃がよみがえってきます。子どもというものは、まったく意味もなくこうした空き地に降り積もった処女雪をかき分けることになぜか燃えるものなのです。この足跡を見ただけで、長靴の中に雪が大量に入ったしまった記憶とともに子どもの自分を思い出してしまいました。

 例年ならば2月の末頃に大量にたまった雪山の排雪を町内でやるのですが、今年はあまりにも早く雪山ができてしまい、生活道路はだいたい一車線になってしまっているため、家の前に駐車スペースが必要な家では個人的に排雪を始めています。
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 夜になって始まった排雪作業はまるでミニチュアの世界のように見えます。
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 この後、大雪がきてせっかくの作業が無にならないことを祈るばかりです。
by stochinai | 2013-01-12 23:03 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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