春の気配

　日曜日に長い真冬日を脱した札幌ですが、その前の日から最高気温は0℃付近をうかがっていました。
　昨日の最高気温は0℃で今日はマイナス0.5℃と真冬日ではありますが、長いこと最高気温がマイナス５℃くらいに慣らされていたからだには、昼間はポカポカと暖かくすら感じれらます。

　今朝、ひさしから垂れ下がる雪の先端部を写真に撮りました。
　すでに、雪の形はなく融解と凍結を繰り返して、ビーズ細工のようになっています。

　午後になると、研究室の奥深くまで光が差し込んできます。
　こんなところまで太陽が入り込むのを見るのも久しぶりな気がします。

　窓の外に目をやると山に隠れる直前の太陽が輝いています。
　その光に当たった蒸気もオレンジ色に染まります。
　山に隠れる瞬間の位置に注目してください。
　６日前にはここでした。
　だいぶ右側（北）に動いています。

　上の空を見ると、パンク風に髪を立てたブラック系の天使が北に向かって飛んでいるようにしか見えない雲です。
　何を見ても春を感じるこの数日間でした。