2013年 03月 10日
春を告げるドングリの発芽
昨年の秋に我が家で結実したミズナラのドングリを玄関タイルの上に放置しておいたところ発根したという報告をしました。そのまま放置するのもかわいそうなので、そのうちの2個を鉢植えにして室内に取り込んでおきました。根が意外と早く出たので、温かい室内では冬のうちに芽も出るだろうと思っていたのですが、意外なほど芽が出てこず、ひょっとしたら死んでしまったのかもしれないと思っていたのでが、本日元気に伸びている芽を発見しました。

すでに芽は10センチほど伸びており先端には開きかけの葉もついています。

隣のドングリからも短い芽が出てきていました。

ドングリは種から根が出てくるとともに、芽も出てきます。つまり、ドングリ自身は土の中に留まるタイプの種です。
それに対して、発芽とともに種が土の中から持ち上がってくるタイプのものがあります。3週間ほど前に報告したカキの種はそちらのタイプです。そのカキの種も遅々としていながらも地上の茎がかなり長くなってきています。

そろそろ種が割れて、中から双葉が出てくるものと思われます。

先週末ほどではありませんでしたが、昨日・今日とまた春の嵐が吹き荒れて北海道はまた春への進行が足踏みを繰り返しております。
今日も朝と午後と2回の除雪を余儀なくされています。昼にはいちどプラスになったものの、現在の外気温はマイナス6℃と真冬並みで、今年は本当に春が来るのかと不安になりますが、室内のミズナラやカキの種の挙動を見ていると彼らは春が来ることを確信しているかのようで元気づけられます。
どんなに長くても春の来ない冬はない、という名言があったかどうか定かではありませんが、どんなに雪が深く、またどんなに嵐が繰り返そうが春は確実にそこまで来ているのだと、植物に教えられている今日此の頃です。



それに対して、発芽とともに種が土の中から持ち上がってくるタイプのものがあります。3週間ほど前に報告したカキの種はそちらのタイプです。そのカキの種も遅々としていながらも地上の茎がかなり長くなってきています。


今日も朝と午後と2回の除雪を余儀なくされています。昼にはいちどプラスになったものの、現在の外気温はマイナス6℃と真冬並みで、今年は本当に春が来るのかと不安になりますが、室内のミズナラやカキの種の挙動を見ていると彼らは春が来ることを確信しているかのようで元気づけられます。
どんなに長くても春の来ない冬はない、という名言があったかどうか定かではありませんが、どんなに雪が深く、またどんなに嵐が繰り返そうが春は確実にそこまで来ているのだと、植物に教えられている今日此の頃です。
by stochinai
| 2013-03-10 23:36
| 札幌・北海道
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