5号館を出て

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まだ降り止まぬ

雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。
降っては降っては ずんずん積る。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木(かれき)残らず 花が咲く。

雪やこんこ 霰やこんこ。
降っても降っても まだ降りやまぬ。
犬は喜び 庭駈(か)けまわり、
猫は火燵(こたつ)で丸くなる。

「雪」
作詞作曲者不詳/文部省唱歌(二年)
 さすがに「作詞作曲者不詳」だと、著作権が生じることはないでしょうね。

 昨日の夜から今朝にかけてちょっと寒いなあ、と思っていたら案の定、朝起きてカーテンを開けると一面の銀世界が戻っていました。今日の日中にも降っていましたのでまだまだ油断出来ません。

降っても降っても まだ降りやまぬ。

 を実感する日々です。

 今日は(も?)外気温は2-3℃までしか上がりませんでしたが、日差しさえ出てくれば日の当たるところは温度があっという間にあがります。5センチくらい降った雪も日が当たっているところはどんどん消えていきます。
まだ降り止まぬ_c0025115_1912127.jpg
 イルミネーションの似合わない時期になっていますが、電気のケーブルが雪というか氷の下にあるので撤去できずにいます。完全にとけるまで、ちょっとマヌケな風景になっています。

 いつものように、朝の写真の次は夕方です。
まだ降り止まぬ_c0025115_191159100.jpg
 黒い雲の固まりの向こうにある太陽が強力な光線を放っています。やはりもはや冬の太陽ではありません。

 寄ってみると、厚い雲があまりの光の強さに耐え切れずに負けてしまい、すき間から光線がほとばしっているというふうです。
まだ降り止まぬ_c0025115_1911575.jpg
 どんなに寒くても、雪が降ったとしても、もう大丈夫という感じがします(^^)。
by stochinai | 2013-03-26 19:28 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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