5号館を出て

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札幌23.1℃

 道内で今年になって初めて25℃を越えて夏日になったところもあったようですが、札幌の公式最高気温の記録は23.1℃でした。先週17日に今年初めて20℃を越えてから10日近く、低温が続いてきたあとの23℃ですから、久しぶりに「太陽の下での暑さ」というものを味わいました。

 なかなか太陽が当たらない、家の北東の塀の内側に植えられたハスカップですが、たくさんの花が今満開になっています。
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 この木は野生では湿地に生えていると聞きますが、意外と我々から見ると「悪条件」を好むタフな植物に思えてきました。

 タフな植物と言えば、踏まれても切られても掘られてもいつの間にか復活しているこのツルニチニチソウもすごいと思います。
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 シロバナに続いて淡青の花も続々と咲き始めています。この草の強さはちょっと脅威を感じるほどで、下手をすると庭中が乗っ取られてしまうかもしれないほどの勢いを感じています。

 木や宿根草ではない一年草でこぼれ種で世代を重ねているにもかかわらず、強さを発揮しているのがこのワスレナグサです。
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 最初の花は市販の種から始めましたが、その後は放ったらかしで、むしろ余計な場所に生えてきたものを抜いているのが実情ですが、今年の春も忘れずに咲いてくれました。ワスレナグサという名前はよくつけたと思います。忘れたくても、かならずよみがえってくる彼女らを忘れることなどできるはずはありません。

 蕾が開き始める頃からの低温でいじけてしまったものも多いマグノリア(モクレン)ですが、ようやくおもいっきり開き始めました。
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 モクレンの花びらはとても弱く、開き始めると同時にところどころ茶色く傷んできて、あっという間に落ちてしまいます。サクラと同じようなパターンですが、落ちた花びらがあまり美しく見えないところが、今ひとつ人気のない理由かもしれません。サクラが日本の花なら、マグノリアは確かに西洋のものなのかもしれません。

 こちらはレッドカラントの花。
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 熟した赤い実の美しさは喩えようがありませんが、この花の地味さもまた喩えようがありません。花の間は自分の存在を知られたくはないということなのかもしれません。風媒花なのかな?

 さて、最後に登場するのは冬の間に生ゴミ・コンポスターの中で芽を出し生き延びて、花の蕾までつけてしまった植物です。
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 ブロッコリーではないかと思われますが、まわりの葉をいろいろな動物にかじられながらも、よくここまで生き延びてきたと感動させられます。

 春はその前にあった冬が厳しければ厳しいほど、生き延びてきた生命が美しく見える季節です。
by stochinai | 2013-05-26 22:09 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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