2005年 06月 15日
愛校心
いろんな意味で、すごいニュースです。
京大に個人で20億円寄付 理工系の新図書館建設(共同)だそうです。
京都市街を一望できるガラス張りの閲覧スペースをもった図書館を寄付者が建設して引き渡すということです。
寄付者の名や経歴は「本人の希望」として公表していないとのことですが、京都大学の理工系出身者で20億円以上の資産をもっているという人はそんなにたくさんはいないでしょう。
「京都大の役に立ちたい」という方の気持ちこそ 愛校心 に他ならないと思います。
独立採算へと向かうこれからの大学は、愛校心を持った卒業生をどれだけ出せるかが存廃の分かれ目になるのかもしれません。
あなたの大学の学生は、大学を愛してくれていますか?
京大に個人で20億円寄付 理工系の新図書館建設(共同)だそうです。
京都市街を一望できるガラス張りの閲覧スペースをもった図書館を寄付者が建設して引き渡すということです。
寄付者の名や経歴は「本人の希望」として公表していないとのことですが、京都大学の理工系出身者で20億円以上の資産をもっているという人はそんなにたくさんはいないでしょう。
「京都大の役に立ちたい」という方の気持ちこそ 愛校心 に他ならないと思います。
独立採算へと向かうこれからの大学は、愛校心を持った卒業生をどれだけ出せるかが存廃の分かれ目になるのかもしれません。
あなたの大学の学生は、大学を愛してくれていますか?
一刻も早くおさらばしたいという心境ですね。
1.教員に基礎的な科学知識がない。もっとましな教員が同じ大学の他学部にいても、教育義務を手放すことはしない(講義や実習を廃止されると講座は存在意義を失うので)
2.ほとんど教育らしきことをせずに単位を与えない問題教員がいるとして、それを教務委員長、学部長、学長にまで話を上げても、話だけ聞いて何もしない。まあ、互選で選ばれる学部長や学長にとっては、保身のためには何もしないことが一番かもしれませんが。
1.教員に基礎的な科学知識がない。もっとましな教員が同じ大学の他学部にいても、教育義務を手放すことはしない(講義や実習を廃止されると講座は存在意義を失うので)
2.ほとんど教育らしきことをせずに単位を与えない問題教員がいるとして、それを教務委員長、学部長、学長にまで話を上げても、話だけ聞いて何もしない。まあ、互選で選ばれる学部長や学長にとっては、保身のためには何もしないことが一番かもしれませんが。
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こういう状況を内部告発する制度を作っていないとしたら、大学そのものがそれを容認している違法行為を働いていることになります。セクハラと同じようにこうしたアカハラは、少しくらい汚い手を使ってでも暴露すべきだとは思います。
ただし、今の日本だとともすると暴露に使った「汚い手」の方が責められて、本当の悪のことはうやむやにされてしまう畏れはありますね。
学生が団結していればなんとかなるかもしれないですが、それも望めないとなるといずれテロが起こる可能性があると思っています。
ただし、今の日本だとともすると暴露に使った「汚い手」の方が責められて、本当の悪のことはうやむやにされてしまう畏れはありますね。
学生が団結していればなんとかなるかもしれないですが、それも望めないとなるといずれテロが起こる可能性があると思っています。
内部告発というほど大げさではなく、実際に話をしに行ったんですよ。そうしたら、大学教員たちは私が知っているような事情はすでにご存知で、どんな偏った講義や試験がなされているかまで知っている。なのに、改善を強制することができないんです。
大学は必要以上に「民主的」な組織ですから、問題があることがわかっていても、上司が職務命令で「ああしろこうしろ」とは言えないんです。全教授は対等で、学部長や学長は同輩の長です。指揮命令権がないのです。戦前の総理大臣なみの権限しかありません。
問題教員が自主的に退職するか定年を迎えるのを待っているだけらしい。
大学は必要以上に「民主的」な組織ですから、問題があることがわかっていても、上司が職務命令で「ああしろこうしろ」とは言えないんです。全教授は対等で、学部長や学長は同輩の長です。指揮命令権がないのです。戦前の総理大臣なみの権限しかありません。
問題教員が自主的に退職するか定年を迎えるのを待っているだけらしい。
問題教員は直談判できるような人ではなさそうですね。法人化以降は、そういうのを退職させることができるようになっているはずですから、それをしないのは学部長や学長の怠慢だと思います。
学長や学部長がアクションを起こした後で、その問題教員が労働問題だと騒いだりするのは労働者として当然の権利ですから認めてやるとしても、我々善良な教員には強い指導力を発揮すると言っておられる学長さんが問題教員に対して強い指導力を発揮できないというのは、どうしても納得がいかないですね。
学長や学部長がアクションを起こした後で、その問題教員が労働問題だと騒いだりするのは労働者として当然の権利ですから認めてやるとしても、我々善良な教員には強い指導力を発揮すると言っておられる学長さんが問題教員に対して強い指導力を発揮できないというのは、どうしても納得がいかないですね。
直談判もしました。話をまったく聞き入れる気がない人でした。糠に釘というか暖簾に腕押しというか。
>学長さんが問題教員に対して強い指導力を発揮できないというのは、どうしても納得がいかないですね。
だから学長になれたんですよ(爆笑)。厳しく業績査定をして、必要ならクビを切るなんてことを言う学長候補に、教員たちが票を入れるはずがないでしょう。学長選出システムがすでに腐ってるんです。
>学長さんが問題教員に対して強い指導力を発揮できないというのは、どうしても納得がいかないですね。
だから学長になれたんですよ(爆笑)。厳しく業績査定をして、必要ならクビを切るなんてことを言う学長候補に、教員たちが票を入れるはずがないでしょう。学長選出システムがすでに腐ってるんです。
by stochinai
| 2005-06-15 14:16
| 大学・高等教育
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Comments(5)