5号館を出て

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旧盛岡藩士桑田北海道支部総会

 最近の私にとっては毎年初秋の恒例行事となった旧盛岡藩士桑田北海道支部総会の日です。これもまた夏休み後半の恒例行事となっている北海道大学全学停電が北海道マラソンのコースが北海道大学構内を使うようになってからは8月末の日曜日から、9月初旬の日曜日に移動し、その結果この数年は桑田の支部総会と北大大停電の日が重なっており、今年もやはりそうなりました。

 朝、全学停電で静まり返った大学へ寄ってから、これも恒例となっている道庁そばの某ホテルの会場へと向かいます。

 総会の議事の後に行われた恒例の研修会では、今回も全理事長のS山さんの講演があり、今回は江戸時代の盛岡城をめぐる街の様子が紹介され、当時の藩士(すなわち、我々の先祖)が城下のどこに住んでいたのかという地図も示されました。
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 私の先祖に当たる人は同じ姓を持っているところまではわかるのですが、その姓の住居が数件あり、これは本格的に調べてみなければ、どこにご先祖様の家があったかはにわかには明らかにはならないということもわかりました。

 一方、江戸時代の盛岡の街が想像以上に栄えていたらしいことはよくわかりました。
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 一年に一度のタイムスリップによる先祖との出会いが年々身近に感じられるようになってくるのは、私も彼らの仲間入りをする年代になってきたということを示しているのかもしれません。

 それもまた人生の自然な過ぎ行き方かと、帰宅してからの夕日を眺めながら穏やかな気持になったものです。
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 生物進化の勉強をしていると数千万年~数億年の歴史も理解できるような気がしてくるものですが、それから比べると数百年前などというものは、ほぼ「今」と同じ時間空間ですから、「ご先祖さま」といっても同時代に生きているようなものだという気もしてきます。
by stochinai | 2013-09-08 23:31 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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