東京なら「真冬」の札幌

　空は曇り気味ですが、札幌としては今日は「暖かい」一日と言えると思います。最低気温が3.4℃、最高気温はなんと12.5℃、北海道仕様の外套を来ていると暑いと感じます。

　今日も朝の講義の後、イチョウ並木を通りました。
　東京あたりの方が見ると、これはまさに「真冬の散歩道」という感じだと思います。道路に落ちた落ち葉も片付けられ、なんとも寒々とした光景に見えるかもしれませんが、北海道人としては雪がない限りこれは「暖かな風景」に見えてしまいます。

　落ち葉がないと寂しいというのは同感でして、この場所から後ろを振り返ると工学部の庭があり、そこはこれほどきれいに片付けられてはいません。
　北海道の芝生はケンタッキー・ブルー・グラスが多いということで寒くても枯れません。その上に枯れ葉が積もると、むしろ「暖かい」と感じているに違いありません。奥に見えるモミジもまだ葉が落ちきっていませんね。

　理学部に戻ってしばらくするとヘリコプターの音。寒くなってくると、ますます緊急搬送ヘリの出番が増えるようです。
　今日はヘリコプターから患者さんが降ろされて運ばれていくところが捉えられています。

　この後、数十秒で再発進。
　また新たな患者さんを迎えに飛んでいったのでしょうか。

　お疲れさまです。