5号館を出て

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日没時の空の嵐

 雲は多いものの、山に沈む太陽が見えるかもしれないとの期待を持たせてくれる夕刻(と言っても3時20分ころ)の西の山をめぐる光景です。
日没時の空の嵐_c0025115_19193932.jpg
 ところが、どんどん雲が増えてきて、太陽はほとんど見えません。
日没時の空の嵐_c0025115_19193764.jpg
 そう思っているうちに雲の下から太陽が顔を出し神威岳に沈むところが見えそうに思えたのですが、その下側にも厚い雲があり、結局この写真以上に太陽が見えることはありませんでした。この写真でも見えないと思いますが、中央上部に飛んでいる鳥の真下よりちょっと左側に太陽の下の部分が見えているのですが・・・、わかりませんね。

 わからないうちに太陽は山の影に落ちてしまいました。
日没時の空の嵐_c0025115_191929100.jpg
 この時間、太陽は神威岳の超常のすぐ上に直線的に見える光の帯よりも下に下がっています。上の方に眩しい領域がありますが、あくまでも反射光にすぎません。

 それから15分位、西の空は穏やかになってきました。
日没時の空の嵐_c0025115_19192549.jpg
 4枚のこの写真の変化は激しい物がありますが、すべての変化を合わせてもたった30分しか時間がたっていないのです。

 落日の時の動から静への変化は毎日見てもドキドキする激しさを感じさせられるものです。
by stochinai | 2013-11-22 19:31 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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