2013年 12月 30日
風の吹かない一日
相変わらず降ったり止んだりを繰り返しながら雪は降り積もリ続けているのですが、風がなくなった今日の雪は比較的激しく降っているときもなんだか「やさしい雪」に感じられます。
とはいえ、昨日今日と降り続いていますので、東区のこの辺りでは20センチを越える雪が積み増され、記録的な降雪・積雪になった昨年の積雪深に近づこうとしているグラフが不気味です。
昨日、ご紹介した札幌市の積雪データですが、せっかくなのでもう少し遊んでみたいと思います。
今日はこの5年間でもっとも雪の多かった昨年と、もっとも少なかった2008年のデータと、5年間の平均のデータをグラフ化してみました。さすがに同じ年の積雪量や積雪深は区が違っても同じ札幌ですから重なりが多いので、東区のデータとその年の最高値と最低値を示していると思われる3本(平均値は4本)の折れ線グラフを作ってみました。
まずは、雪の多かった昨年のデータです。
もっとも多かったのは手稲区なのですが、わが東区もそれとほとんど同じくらいの積雪深で経緯していることがわかります。それに比べるともっとも少なかったしろいしくでは冬の後半でみると、40-50センチもの積雪の差があったことがわかります。
続いてもっとも雪の少なかった2008年の冬のデータです。
もっとも雪が深い時期で、昨年よりも50センチ位積雪が浅いことに驚きます。この年は、もっとも雪の深い南区でもせいぜい1メートル、もっとも積もらなかった中央区では50センチにもならなかったのですが、東区でももっとも雪深い時期でもせいぜい80センチだったということがわかります。
平均値グラフを見てみると、札幌では西区と東区で雪が多く、中央区と豊平区が少ないという傾向があり、東区は安定して雪が多い地域で、札幌全体で雪が多い時にはやはり多く、少ない時でもそれなりに多い札幌の中でも「豪雪地帯」であることが良くわかります。
こうしてみると、やはり科学の力はデータにあるということをしみじみ感じます(笑)。
今日はこの5年間でもっとも雪の多かった昨年と、もっとも少なかった2008年のデータと、5年間の平均のデータをグラフ化してみました。さすがに同じ年の積雪量や積雪深は区が違っても同じ札幌ですから重なりが多いので、東区のデータとその年の最高値と最低値を示していると思われる3本(平均値は4本)の折れ線グラフを作ってみました。
まずは、雪の多かった昨年のデータです。
続いてもっとも雪の少なかった2008年の冬のデータです。
平均値グラフを見てみると、札幌では西区と東区で雪が多く、中央区と豊平区が少ないという傾向があり、東区は安定して雪が多い地域で、札幌全体で雪が多い時にはやはり多く、少ない時でもそれなりに多い札幌の中でも「豪雪地帯」であることが良くわかります。
by stochinai
| 2013-12-30 22:36
| 札幌・北海道
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