5号館を出て

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母子の無理心中?

 一昨日の夕方、札幌で火事があって30歳の女性と、2歳と生まれたばかりの女の子ふたりが亡くなりました。

 報道では無理心中か(毎日)と書いていますが、なんともやりきれない思いです。

 このニュースを聞いた時に、20年近く前日本の景気が良かった頃の1987年に起こった母子家庭における母親の餓死事件を思い出しました。

 それに連なって、恐らくこの事件のことを知らないホリエモンがNHKのテレビに出て、「今の日本で餓死する人なんかいないじゃないですか」と言ったことも思い出します。

 今の日本でも、社会に見放されて餓死したり、幼い子を道連れに心中したりする人はたくさんいるのです。

 こういう人達を助けることのできない国に、たくさんの税金を払う価値があるんでしょうか。

 税金の話をすると、税調のお偉いさん(おそらくご自身はそれなりのお金持ちのように見えます)が、サラリーマンにがんばって税金を払ってもらわないとどうしようもない、などと言ったことを思い出してどんどん気分が悪くなります。

 あ~あ、という気分です。
Commented by ハムレット at 2005-07-03 23:58 x
こんばんわ。

確かに、貧富の差が大きくなっていますね。また勝ち組、負け組みたいな言われ方がごく普通に目にするようになりましたが、負けた側が最終的ににどうなるのかなんて、誰も気に留めていないんでしょうね。

個人的に自分の持っている技能ゆえにそう言ったことを実感する事が多いです。迷信めいているかもしれませんが、共通項を感じるのでTBさせていただきます。
Commented by inoue0 at 2005-07-19 02:04
 生活に困って、役所に助けを求めますよね。そうすると、まず、他の救済手段はないかを事細かに調べます。生活保護法の「代替手段原則」というやつで、他の手段を総動員して、それでもダメなら最後の手段が生活保護です。
 このプロセスで脱落する人が多いのです。面倒くさくなった、秘密を知られたくない(第三者から見れば取るに足らないことでも本人には重大な秘密かもしれない)、担当者が恐ろしいなど。
 ケースワーカは生活保護世帯数を減らすことがノルマになっているほどで、なんとかして保護適用をしないようにしています。これから彼らが意地悪だからではなくて、財政上の要請からです。
 現在、義務教育の国庫負担割合の撤廃が話題になっていますが、同時に生活保護費の国庫負担も廃止され、一般財源化される方向にあります。
 一般財源化されれば地方の裁量が増すなんてことを知事会は言っていますが、裁量的に生活保護費を増やすなんてことはありえないわけで、減らすに決まっているのです。
Commented by inoue0 at 2005-07-19 02:07
 不正受給がある、生活保護世帯はお荷物だから餓死してしまえ、働かせろというようなことを放言する人が多くて、それがy風景無形の圧力を行政当局に加えています。
 なるほど、不正需給はあるでしょう。しかし、その何十倍もの人の命が生活保護で救われている以上は、不正受給があるから生活保護はいならいという意見は、赤子を産湯と一緒に流すようなものです。
by stochinai | 2005-06-30 17:08 | つぶやき | Comments(3)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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