5号館を出て

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本物の強さ

 今日から某私大の非常勤が開講で、行ってみたら講師控室に昨年までのコーヒーサーバーのガラスポットに変わってなんとドトールのサーバーが設置されていました。
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 おもしろがってコーヒーをチョイスしたら、思いの外盛りが多く、結局講義室までカップを運ぶはめになってしまいました。

 講義から帰って来たら、エネルギーが欠乏しているのを感じ、数日前に「えぞホネ団」のメンバーという方からいただいたアフリカツメガエルの骨格標本のプラスチック包埋標本を撮影して、今日の記録とすることにしました。
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 骨格標本を作るだけでも大変だと思うのですが、それをプラスチックに包埋する時には方向などがなかなか自由に決められないものだとおもいます。それにもかかわらず、非常にきれいな骨格の形態が透明なプラスチックの中に固定されている状態は教育的な見地からも素晴らしいものだと感じさせられます。

 本物の強みはいくら拡大しても「負けない」ということです。
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 これは後肢ですが、中にあるのは「本物」ですから、どこまでも細かく観察が可能です。場合によっては、ここから取り出してDNA分析をすることができる可能性もあるのかもしれません。本物の標本は保存状態さえよければ、後世の検証に耐える強みがあるのです。まさに、動かぬ証拠なのです。

 背中から見たところです。
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 肩甲骨、肋骨、骨盤などが見事に観察できます。

 こちらは前肢です。
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 指の骨が一本一本確認できます。

 こういうのを見ていると、記者会見で1000の言葉を並べるよりは、実物を見せることがはるかに強い説得力を持つことが感じられませんか。

 これが生物学です。
by stochinai | 2014-04-10 20:10 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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