2014年 05月 10日
開講式 and 特別講演会
風は冷たかったですが、爽やかに晴れ上がって土曜日の昼下がり。いつの間にか、残雪は手稲の山の頂上近くにまで追いやられ、平地に芽吹き始めた新緑となかなか良いコントラストを生み出していました。

そんな中、CoSTEPの開講式と開講第1講目としての特別講演会がありました。特別講演会はCoSTEPの授業でもありますが、一般に開放されています。
比較的広い理学部の大講堂ですが、始まる前から意外と席の埋まり方が順調です。

また、昨年まではCoSTEPの代表を勤められていた杉山先生の開講の挨拶を毎年聞いて(聞かされて?)いたのですが、今年からは代表が松王先生に変わったばかりではなく、当の松王先生は学会で不在のためビデオレターでの挨拶となり、現場では石村さんが代表代行として挨拶をしていました。

そして、いよいよ真打ちの佐藤さんの登場です。
プロデューサーという肩書きながら、ディレクターとして活躍中の佐藤さん、普段理系の発表を聞き慣れている私などには、ある意味とても新鮮なトークでした。

番組を作っていらっしゃる方ですから、どうやって作っているのかというお話はともて興味深いのですが、本来ならば、我々は番組そのもので判断あるいは評価すべきものでしょうから、発表の内容に関しては興味深くうかがったということにしておきましょう。
ただ、最後のスライドのメッセージだけは「いただいておきたい」と思いましたので、ここに引用させていただきます。

ここには「なんのために「科学」や「デザイン」を伝えるのか」という問いに対して、「みんなでより良い未来について考えるため」という答えが示されています。
これは佐藤さんが番組「デザイン あ」を作るにあたっての心構えだと思い、NHKのプロデューサーがこれほどまでに具体的なアクションを意識されて番組を作っているということに、ある種の驚きを覚えました。
コミュニケーションすることによって、伝えた相手と一緒に「より良い未来」を作っていくことを考えていく。これはなかなか素敵なメッセージだと思いました。
このくらい受け手を信頼しながらこちらの情報を発信していくことって、できそうでなかなかできないことだと思いますが、それができれば徐々に状況を変えることができそうな気分がしてきました。
佐藤さん、素敵なメッセージをありがとうございました。

そんな中、CoSTEPの開講式と開講第1講目としての特別講演会がありました。特別講演会はCoSTEPの授業でもありますが、一般に開放されています。
比較的広い理学部の大講堂ですが、始まる前から意外と席の埋まり方が順調です。

また、昨年まではCoSTEPの代表を勤められていた杉山先生の開講の挨拶を毎年聞いて(聞かされて?)いたのですが、今年からは代表が松王先生に変わったばかりではなく、当の松王先生は学会で不在のためビデオレターでの挨拶となり、現場では石村さんが代表代行として挨拶をしていました。

そして、いよいよ真打ちの佐藤さんの登場です。
プロデューサーという肩書きながら、ディレクターとして活躍中の佐藤さん、普段理系の発表を聞き慣れている私などには、ある意味とても新鮮なトークでした。

番組を作っていらっしゃる方ですから、どうやって作っているのかというお話はともて興味深いのですが、本来ならば、我々は番組そのもので判断あるいは評価すべきものでしょうから、発表の内容に関しては興味深くうかがったということにしておきましょう。
ただ、最後のスライドのメッセージだけは「いただいておきたい」と思いましたので、ここに引用させていただきます。

ここには「なんのために「科学」や「デザイン」を伝えるのか」という問いに対して、「みんなでより良い未来について考えるため」という答えが示されています。
これは佐藤さんが番組「デザイン あ」を作るにあたっての心構えだと思い、NHKのプロデューサーがこれほどまでに具体的なアクションを意識されて番組を作っているということに、ある種の驚きを覚えました。
コミュニケーションすることによって、伝えた相手と一緒に「より良い未来」を作っていくことを考えていく。これはなかなか素敵なメッセージだと思いました。
このくらい受け手を信頼しながらこちらの情報を発信していくことって、できそうでなかなかできないことだと思いますが、それができれば徐々に状況を変えることができそうな気分がしてきました。
佐藤さん、素敵なメッセージをありがとうございました。
by stochinai
| 2014-05-10 23:03
| CoSTEP
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