2014年 09月 04日
Twitterアナリティクスと言葉の力を信じない政治家
先月の末頃からtwitterで、投稿したツイートにどれぐらいの反応があったのかがユーザー自身で確認できるツールが我々一般にも公開されています。
これはtwitterアカウントさえ持っていれば誰でも、ここにアクセスするだけで表示されるので、是非ご覧ください。
たとえ、流し読みでも表示してくれた値(インプレッション)と、クリックやお気に入りさらにはリツイートなどをしてくれた値(エンゲージメント)などが数値と図で示され、さらには%や先月との比較などが出ているのでちょっとはおもしろいです。
たとえば普段の私のツイートは200人位の人の目に触れ、そのうちの数人の方が反応していただけるだけというもので、一日を足したものが上のグラフに示されていますが、だいたい1000から2000人の方が見てくださっているのですが、時折グラフが跳ね上がっているところがあります。
たとえば、8月27日が5829、8月18日が7898、8月10日はなんと10145にもなっていますが、これは8月18日のこのツイートが値を押し上げていました。
図からははみ出していますが、みわよしこさんの記事を紹介したツイートはなんと1万を越えて見られており、500人近い方がなんらかのアクションを取ってくださったことがわかります。
というわけで、どのようなツイートをするとどのくらい反応があるのかということがわかるのは、我々のように広告主でもなんでもなく利害関係なしにつぶやいている人間にとっても、それなりに興味深いデータをていきょうしてくれるものだと、ここ数日楽しんでおります。
さて、私のツイートには出てこなかったのですが、昨日は日本の内閣改造があったようです。そもそも、特に国家的大問題が起こったわけでもない今、なぜに内閣改造なのかが私には理解できないので、その結果にもなんの興味もわかないのですが、その原因のひとつになっているのが某総理大臣のおっしゃっていることがなんとも理解困難だということは薄々気がついていました。
今朝は例の池上-朝日問題で、朝日が完全屈服したということも話題になっていたようですが、これは朝日にとっては良かった結末だったと思いますが、それもあまり興味がわかなかったのですが、その池上さんの「(池上彰の新聞ななめ読み)慰安婦報道検証」のコラムの上に、私がなぜ総理大臣の言葉を理解できないかをストンと理解できるコメントが載っていて、そちらを一所懸命読んでしまいました。
記事はこちらで読めるのですが、3人の方の中で最初にコメントを寄せている金田一秀穂さんの言葉に膝を売ってしまいました。
ちょっと長く引用したいと思います。
続く、北海道中小企業家同友会代表理事の守和彦さんの言葉がまさにそれを受けています。
良くわかりました。
聞くだけ無駄な演説を聞く気がしなかった私の判断は正しかったようです。
しかし、政治家全体が嘘をついても大丈夫という「昔の政治」に戻ったことはヒシヒシと感じます。こればかりは、総理が公約していたように、旧体制がみごとに再生している(^^;)。これなら自虐的な「戦後レジームから脱却して」、また「戦争のできる普通の国」になる可能性はかなりありそうに思えます。
これはtwitterアカウントさえ持っていれば誰でも、ここにアクセスするだけで表示されるので、是非ご覧ください。
たとえ、流し読みでも表示してくれた値(インプレッション)と、クリックやお気に入りさらにはリツイートなどをしてくれた値(エンゲージメント)などが数値と図で示され、さらには%や先月との比較などが出ているのでちょっとはおもしろいです。
たとえば普段の私のツイートは200人位の人の目に触れ、そのうちの数人の方が反応していただけるだけというもので、一日を足したものが上のグラフに示されていますが、だいたい1000から2000人の方が見てくださっているのですが、時折グラフが跳ね上がっているところがあります。
たとえば、8月27日が5829、8月18日が7898、8月10日はなんと10145にもなっていますが、これは8月18日のこのツイートが値を押し上げていました。
図からははみ出していますが、みわよしこさんの記事を紹介したツイートはなんと1万を越えて見られており、500人近い方がなんらかのアクションを取ってくださったことがわかります。
というわけで、どのようなツイートをするとどのくらい反応があるのかということがわかるのは、我々のように広告主でもなんでもなく利害関係なしにつぶやいている人間にとっても、それなりに興味深いデータをていきょうしてくれるものだと、ここ数日楽しんでおります。
さて、私のツイートには出てこなかったのですが、昨日は日本の内閣改造があったようです。そもそも、特に国家的大問題が起こったわけでもない今、なぜに内閣改造なのかが私には理解できないので、その結果にもなんの興味もわかないのですが、その原因のひとつになっているのが某総理大臣のおっしゃっていることがなんとも理解困難だということは薄々気がついていました。
今朝は例の池上-朝日問題で、朝日が完全屈服したということも話題になっていたようですが、これは朝日にとっては良かった結末だったと思いますが、それもあまり興味がわかなかったのですが、その池上さんの「(池上彰の新聞ななめ読み)慰安婦報道検証」のコラムの上に、私がなぜ総理大臣の言葉を理解できないかをストンと理解できるコメントが載っていて、そちらを一所懸命読んでしまいました。
記事はこちらで読めるのですが、3人の方の中で最初にコメントを寄せている金田一秀穂さんの言葉に膝を売ってしまいました。
ちょっと長く引用したいと思います。
■言葉の力、信じない首相 金田一秀穂さん(杏林大学教授)私がわからなかったのは、安倍さんが何も言っていなかったからだと聞いて、胸の支えが取れました。
安倍晋三さんの言葉で面白いもの、印象に残るものってほとんどないですね。
・・・
政治の言葉は、約束するとか、宣言するとか、基本的には行為としての言語です。でも安倍さんは、言葉は「飾り」のようなもので、行為は別にやればいいと思ってるんじゃないか。
・・・
安倍さんも勇ましい言葉は多い。「まさに」という言葉をよく使うんですね。スパッ、スパッと言い切っていく。深く考えてないから言い切れるんです。考えている人間は、なかなか言い切れないですよ。
その割に失言が目立たないのは、やっぱり言葉が軽いからです。「国民の命を守る」「日本を取り戻す」とか言っておけば文句が出ない。集団的自衛権も「おじいさんやおばあさん、子どもたちが乗る米国の船をいま私たちは守ることができない」といった薄っぺらな言葉で語られる。つるつるした言葉しか使わないから、非難されにくい。
・・・
安倍さんは言葉に鈍感すぎる。広島と長崎の原爆式典のあいさつが昨年と同じコピペではないかと指摘されたのがいい例で、さすがにみんな気づいてきたんじゃないか。結局、あの人は言葉の力を信じていないんですね。
続く、北海道中小企業家同友会代表理事の守和彦さんの言葉がまさにそれを受けています。
安倍さんがアベノミクスの恩恵を「全国津々浦々の景気回復に結びつけたい」って言われるでしょう。でも、北海道の中小企業の現状から見れば、「一体、全国津々浦々ってどこのことだか」と、つくづく思わざるを得ません。軽いリップサービスのつもりで言っているのかもしれませんが、利害関係者からみると言葉だけはいただいたけれども、実際にはまったく何もしてくれなかったという思いにとらわれるでしょうね。
良くわかりました。
聞くだけ無駄な演説を聞く気がしなかった私の判断は正しかったようです。
しかし、政治家全体が嘘をついても大丈夫という「昔の政治」に戻ったことはヒシヒシと感じます。こればかりは、総理が公約していたように、旧体制がみごとに再生している(^^;)。これなら自虐的な「戦後レジームから脱却して」、また「戦争のできる普通の国」になる可能性はかなりありそうに思えます。
by stochinai
| 2014-09-04 18:49
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