5号館を出て

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セリの再生栽培

 春の光を浴びて若芽がぐんぐん伸びてきました。

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 なんだと思いますか?セリなのです。

 先月、仙台で「せり鍋」を初体験してから、セリに対する見方がちょっと変わりました。いつもなら、なにげなく生ごみになっているはずのセリの根が、貴重品に思えてきたのです。

 秋田から送られてきた「きりたんぽセット」に入っていたセリは、「せり鍋」のものと比べると根が巨大でとてもそのまま食べられるものではありませんでしたので、葉と茎とひげ根は鍋に入れて、巨大な根本は水栽培(といっても、水の中に放置するだけ)することにしました。

 すると、意外と短期間で新しい芽と根がグングン伸びてきました。

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 この調子なら、ミツバと同じように自宅で使う分くらいは自家生産することも不可能ではない感じがしてきます。

 新しい芽は、根別れしてできてきたり

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 こんなふうに茎の切り株の隙間から、たくさん出てきています。
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 せり鍋をするほど大量に生産するのは大変だとしても、たとえば偶然に本日アップされていた料理ブログの「ツジメシ」にあった「根っこ揚げ」などにすれば、お手軽に楽しめそうです。レシピを引用させていただきます。
●材料
根っこ 適宜
(細ネギ、長ネギ、セリ、パクチーなどあるもので)
サラダ油 適宜
塩 適宜
●作り方
根っこは水に放してしばらく置いて泥をふやかして竹串などで掃除し、水気をよく拭き取っておく。

鍋かフライパンに油を熱する。

根っこをザルに入れ、小麦粉を振り入れてまぶし、余分な粉を落とす。

油に根っこを入れ(最初はしばらくいじらない)時々返してからっと揚げる。
少量なら、低めの温度で入れ、色がつくまで徐々に温度を揚げていくとうまくいく。

ペーパーなどに取り、油を切る。

塩を振る。

ビールを飲む。

うまい。
 園芸の楽しみと食べる楽しみを同時に楽しめるセリの水栽培、いかがでしょうか?






by STOCHINAI | 2015-03-21 21:25 | 趣味 | Comments(0)

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