2015年 05月 21日
白い花の春
明日から始まる野の草木を見る学生実習の下見に恵迪の森に出かけました。春先のあまりに早い暖かさのせいで、もうすべての花は終わってしまっているのではないかという危惧があったのですが、ここしばらくの低温のせいで意外なほどたくさんの花が咲いていてホッとしました。








特に白い花が多かったのが印象的だったので、今日は出会った順に白い花を並べてみます。
まずはクルマバソウです。

輪状に並んだ葉が特徴です。
続いてニリンソウ。

ほぼ例外なく二輪ずつ咲く可憐な花です。
こちらはまだ咲いているものが少なかったオオハナウド。

ちょっと珍しい(?)コンロンソウ。中国の崑崙山脈由来というのではないようです。

北大のシンボル。オオバナノエンレイソウ。

ちょっと紫が入っていますが、可憐なツボスミレ。

これは木です。エゾニワトコ。

そして最後は真打ちのように満開のエゾノコリンゴ。

色のついた花が意外と少ない時期だったようです。
明日からは気温が上がりそうなので、今まで咲き残っていた春の花が一気に咲いて夏を迎えそうな予感がします。
by STOCHINAI
| 2015-05-21 19:21
| 札幌・北海道
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