2015年 06月 13日
YOSAKOIから遠く離れて、静かな穴場となった北大構内
土曜日でしたが、道庁の近くで会議があったため午前中から出かけていきました。街はYOSAKOIソーラン祭りの喧騒に包まれておりました。さらに、明日からは北海道神宮祭が重なりますので、どんなことになるのか他人ごとですが逃げ出したくなるほどの賑やかさが予想されます。
というわけで、会議が終わったら早々に北大構内に逃げ戻ってきました。
こちらは、外の喧騒とは打って変わった静けさで、1週間前に北大祭が行われていた同じキャンパスとは思えないほどです。
久しぶりに「エルムの森」を実感できる風景になりました。
人の姿がないと、「これはどこか」と思われるほどですね。調子に乗って、もう一枚。
さらに朽木に接近してみると、意外なほどにたくさんのキノコを発見。
こんなのや
こんなのもありました。
土曜日の日中という、観光客がもっとも多い時間帯にこれほど静かな構内を楽しめるのはめったにないことかもしれません。そのまま、構内を北に走り抜けてみました。
そういえば、ずっと改装中で閉鎖されていたモデルバーンがそろそろ開放される時期ではないかと気づき、行ってみたところこのポスター。
「残念、明日からか」と思っていたら、その場にいた職員の方が「今日も入れますよ」と声をかけてくれました。というわけで、ここままた、ほとんど人のいない状態で散策させていただくことができました。
もちろんモデルバーンも素晴らしいのですが、私はこのサイロが好きです。
そして、このウシのレリーフとも再会できました。
時間があまりなかったので、「また来ます」ということで早々においとましたのですが、池のそばの芝生の中でスックと立ったオオウバユリに出会いました。
芝刈りの時に明らかに意識してこの株を残したのは、さすがに北海道大学の職員の質の高さだと感動しました。
こういう方たちがいてこそ、北大の研究が守られているのだと思います。
短い時間ではありましたが、静かなキャンパスでいい気分になれました。
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emaruyam at 2015-06-21 20:45
先生のこの記事を読んで,6月20日午前にこちらを訪れました。さわやかな初夏の空のもと,多くの方が写生をしていたのが印象的でした。サイロは自力でなんとか発見できましたが,レリーフは職員の人に尋ねて,その場所が分かりました。北大構内を通ってJR札幌駅まで戻ったのですが,北大のキャンパスの広さに羨望を禁じ得ませんでした。
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STOCHINAI at 2015-06-21 21:07
とうれしいコメントをありがとうございます。ここの住人として何十年も過ごしていますが、その私でも「なんときれいなキャンパスだろう」と、毎日思っているほどの素晴らしいキャンパスですが、ほんの少しの時間でも、その気持ちを共有していただいたことに深く感謝いたします。
by STOCHINAI
| 2015-06-13 22:15
| 札幌・北海道
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