5号館を出て

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20℃にも届かない日 シモツケマルハバチ騒動

 夏日の25℃どころか20℃にもならない7月4日(アメリカは独立記念日)でした。その「寒さ」のせいなのか、なぜか最近、うちのネコの武蔵丸が風呂場に寝ていることが多いようです。本当に寒い時にはお湯の残ったお風呂の蓋の上に寝ていることもありますが、時折はこの洗い場の流し台の上に寝ています。

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 シャワーを浴びたいので、外に出てもらおうとそばによっても、うす目を開けはするものの、まったく出ていこうという姿勢はみせません。

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 仕方がないので、抱き上げて外へ出して、ようやくシャワーが使えます。

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 庭は毎日いろいろな花が咲いているので、そろそろ咲いてもいいと思われる花がちょっとくらい遅くなってもあまり気にしていなかったシモツケを注意深く観察してビックリしました。

 なんと、たくさんついていたはずの花芽が丸坊主になっています。

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 良く見ると、黒い点々の糞と思われるものがたくさんあり、あきらかにイモムシ・ケムシの類にやられた感じです。

 不思議なことに、犯人がほとんど見当たらず、かろうじて見つけた2匹がこちらでした。

 シモツケマルハバチ(自分では写真を撮る余裕がなかったので、こちらにリンクをはらせていただきました。意外と「カワイイ」という声も多いのですが、イモムシの嫌いな方は、クリックしないでください。)

 我が家のシモツケの何十という花芽の束は壊滅的になっていますが、犯人がもはやほとんどいなくなってしまったからでしょうか、少しずつ新しい花芽が回復してきているようです。

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 ちょっとはショックでしたが、昆虫たちにとっても命がけで食べる食事で、彼らも命をつなげることができ、こちらの花もなんとか回復できたのでしたら、まずまず双方丸く収まったということにしておきましょう。

 寒い初夏の庭でも生き物たちの生存競争が繰り広げられているのでした。

 それに比べるとイエネコの緊張感のなさはどうしたものでしょうね(笑)。
by STOCHINAI | 2015-07-04 23:09 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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