2015年 09月 23日
オオウバユリのピンチ
今朝、オオウバユリを見てびっくり。
一番下の実の柄が枯れて折れ、落ちそうになっているのです。
この先、実が割れて種を飛ばすまでが彼らの仕事ですから、その前に落ちてしまっては意味がなくなってしまいます。さいわい他の5つは大丈夫そうなので、なんとかがんばって種を飛ばしてほしいものです。
まだ、9月ですので紅葉や黄葉にはならなくても不思議はないのですが、実のほうは葉が変色する前に実っているものが多いのかもしれません。イチイは常緑樹ですが、実はすでに完熟状態になっているようです。
我が家には、昨日モエレで見たツリバナに近縁のニシキギがあります。これは紅葉すると眩しいくらいの赤になります。葉はまだまだ緑が大多数なのですが、実はもう完熟状態です。
今年の中秋の名月(お月見)は次の日曜日(27日)とのことですが、うちのススキもそれに間に合わせるかのように穂を出し始めました。
ここまで来たら2-3日で穂が開くのではないかと期待しています。
以前、ノウゼンカズラはもう終わりというような宣言をしてしまいましたが、いまだにポツポツと咲くのが見られたりします。
夏の咲き方と比べるとそのあまりの違いが逆に秋らしい寂しさを感じさせてくれるものです。
寂しさといえば、ご町内でまた空き家が発生してしまいました。このあたりは、古いといってもまだなんとか住める家が多くこちらのお宅も内装のリノベーションをしただけで売りに出されたようです。
こうした一軒家は雪が降る前に売れないと次の春まで売れない不安を感じますが、それは雪に埋もれてしまうと「もれなく付いている除雪の負担」が目に見えてしまうことになるからかもしれません。
最近の北海道の住宅は屋根の雪下ろしをしなくても良い構造になっているのですが、家の前の除雪は不可避です。灯油が安い時にはロードヒーティングも普及しましたが、最近は経済的負担に耐え切れずオフにして冬を過ごすお宅も増えていると聞きます。住人が元気なうちは筋肉による除雪で十分対応できるのですが、だんだんとそれがつらくなる年齢になる人が増えてきますので、除雪のいらない都市部のマンションへ住み替えるお宅も多いようです。
というわけで安くて簡便な除雪システムができると北国の暮らしに革命が起こるのと思うのですが、とりあえずは安価な除雪機の普及あたりがもっともありそうなシナリオなのかもしれません。現在は実用的なものは安くても20万円くらいしますが、これが10万円を切るようになるとすべての一戸建ての家庭に導入される可能性は高いと思っているのですが、どうなりますか。
と、もう降雪のことを考え始める北海道なのでありました。
by STOCHINAI
| 2015-09-23 21:49
| 札幌・北海道
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