5号館を出て

shinka3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ

 1っヶ月ほど前のニュースになりましたが、「国文学研究資料館が、古典籍を自由に研究・活用してもらうため、国立情報学研究所の協力のもと、同館所蔵の日本の古典籍350点の全冊画像データ(画像約6万3千コマ)とその書誌データを、同研究所の「情報学研究データリポジトリIDR」より、データセットとして、2015年11月10日から一般公開する」というニュースがありました。朝日新聞(北海道版)では今朝の朝刊に載っていたようです。

 私は個人的にこうした「超古い図鑑的なもの」に興味を持っていて、今日もさっそくアクセスできるようになった昔の図録をこちらからダウンロードしてみました。

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ_c0025115_22545998.jpg
 膨大な画像が公開されていますので、おもしろそうなものだけを見て回ることにします。最初に目に止まったのがこのヘビでした。「理学」の中にあったような気がします。

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ_c0025115_22505566.png

 薄い紙に印刷されているので、裏の図も透けて見えるところがまた味があります。近くにあった亀です。

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ_c0025115_22582759.png

 身の回りで実際に見られる動物が載っているのかと思ってみているといきなり、「龍」が出てきたりするのも興味深いところです。

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ_c0025115_23012148.jpg

 かと思うと、道端に寝転がっているようなネコの親子が出てきます。

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ_c0025115_23033976.png

 続いて、おそらく噂話だけを聞いて描いたのではないかと思われるゾウもあります。

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ_c0025115_23050839.png

 究極はこちら。想像上でしかあり得ない鳳凰です。

昔の資料が自由に使用できるように公開されることの面白さ_c0025115_23071084.jpg

 こうしたものの「著作権」の権利者などはいないのが当然ということで、これらの図版は「クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス(CC BY-SA)で提供される」ということなので、意識のある皆様方におかれましては、是非とも自由に活用されて学問的意義を発展させられますように期待しております。

 というか、こうしたものはただ眺めていても十分に楽しめますので、個人が楽しむものとしても公開されることを大いに歓迎いたしております。







by STOCHINAI | 2015-12-19 23:12 | 生物学 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai