2016年 04月 10日
コーヒーの花
数年前からコーヒー豆のキャンペーンでもらった2本のコーヒーの木の苗を育てています。1本は昨シーズンの冬に行った「耐寒実験」の最中に枯れてしまいましたが、もう一本は室内で管理していたので順調に育って50センチほどの小さな木になっています。それが、年明けくらいから通常の葉芽とは違った芽をつけていることに気がつきました。そして今朝、その芽のひとつが誰が見ても花のつぼみといえるくらいのものに育っているのを発見しました。








今にも咲きそうです。見ると、ほかにもたくさんこうしたつぼみの予備軍が控えています。こんな小さな木でも花が咲くのなら、コーヒーの実を着ける盆栽に仕立てられそうです。
花のつぼみといえば、庭では数日前からクロッカス、ヒヤシンス、そして原種チューリップのつぼみが顔をのぞかせていますが、今日から気温が低下してきているので、まだ咲くまでにはちょっと時間がかかりそうです。
こちらが原種チューリップのつぼみ。普通のチューリップは1本の花柄に一つの花しか着きませんが、原種のものは枝分かれして1本の花柄から数個咲きます。

春になると植物だけではなく動物も動き出します。こちらは室内でのことなので、1ヶ月以上前から動きが激しくなっていたようです。
これはコダカラベンケイソウ。ちょっと前から葉に丸い穴が開いているのが目立つようになっていました。なんとなく寒さが原因の病気のようなものではなかろうかとは思っていましたが、それほどひどくもないので暖かくなったら治るだろうとほったらかしておりました。

ところがここ数日、穴の開き方が激しくなってきて、一部は葉が切れて落ちたりしてきたのです。

おかしいと思って少し丁寧に観察してみると、隣にあったマツバランの葉の上に怪しげな光る膜を発見しました。

ひょっとして、これはナメクジのはった跡ではないかと気がつき、コダカラベンケイソウの穴もナメクジの食害ではないかと思い至りました。ならば、どこかに(おそらく鉢の下に)犯人が隠れているだろうと、ベンケイソウの鉢をひっくり返してみてもなにもいません。続いてマツバランの鉢をひっくり返したところ、(予想通りではあったのですが)ナメクジがそれも「一家」で昼寝をしておりました。予想していたので衝撃はありませんでしたが、知らずに発見したらちょっとした衝撃だったかもしれません(笑)。

まるまると太ったのが大小合わせて5匹。これでは食害被害も大きくなるはずです。
こんなふうに楽しいことばかりではありませんが、春になったことを感じさせられるエピソードが次々と起こる毎日です。
今日は一日中肌寒く外に出ている時間も短くなってしまいましたが、天気はそんなにくずれずに夕日が春の庭に差し込んできれいな影絵を写しだしていました。

これで、暖かくなってくれさえすれば一日中庭に出ているのですが・・・(笑)。
by STOCHINAI
| 2016-04-10 20:40
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