2016年 04月 13日
冬を越えて
明日から天使大学で講義が始まります。新学期初めてでオリエンテーションのようなものになりますので、そんなに準備が必要というわけでもないのですが、久しぶりの講義ということもあり真面目に準備をしています(笑)。
昨日は一日コーヒーの花で盛り上がっていましたが、今日はどんよりと寒々とした一日で春のあゆみもひとやすみといったところです。今日の植物はすべて玄関の風除室フードの中のものです。
ここでもそれぞれの花は着々と開花の準備を続けています。こちらは、雪の下でも枯れずにいるスミレです(なにスミレかは不明です)。そろそろ咲きますね。
右下にももう一つ蕾が見えています。
オオデマリの花の蕾も元気そうです。
こちらはちょっとかわいそうでしたが、一冬の耐寒試験を受けた多肉植物たちです。
とがったのがハオルチア(十二の巻)で串団子のようなのはクラッスラ(数珠玉)です。乾かし気味に管理していたこともあってか、意外とマイナス10℃くらいにはなんとか耐えたようでした。
3株あるハオルチアの右手前のものは黒ずんできていてどうやら凍害でダメになっているようですが、クラッスラはどれも生き延びています。
ダメになったと思ったハオルチアもよく見ると、根本から青々とした新しい芽が伸びてきています。
どうやら子どもに生をたくして生き延びたようですね。
サボテンも含めた多肉植物というものはなんとなく熱帯の砂漠に生えているような印象で、寒さには弱いという先入観がありましたが、乾燥気味にすると零下の気温にも耐えるものが多いようです。サボテンなどは多少雪をかぶっても平気なものもあるようで、ドキドキしながら耐寒試験をやっているこちらの気持ちはどこ吹く風のものを見たりすると、我々の「常識」などというものがいかにいい加減なものかと思わされることがしょっちゅうあります。
やっぱり、自分の目で確かめることが一番ですね。
by STOCHINAI
| 2016-04-13 20:35
| 札幌・北海道
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